青いメダカの種類まとめ|定番の青幹之から青ラメ品種まで専門店が解説
「青いメダカが飼いたい!どんな種類があるの?」
「幹之の背中が光っているのは何?」
「青いラメをきれいに見せるには、どんな容器がいいの?」
メダカの改良品種のなかでも、青いメダカは光とラメの美しさで選ばれるジャンルです。背中が光る体外光、体じゅうに散る青いラメ、大粒に輝く鱗、お腹まわりの涼しげな水色——ひと口に「青」と言っても、光り方は品種ごとにまったく違います。
この記事では、青いメダカの代表的な種類と選び方、青をきれいに見せるコツを、改良メダカ専門店が解説します。
📖 この記事の内容も、まるごと1冊に
『メダカ飼育の教科書』(note・全9章・写真44枚)
お迎えから日々のお世話、繁殖、トラブル対応まで、順番に読めば一通りわかる決定版。ご購入者は公式LINEでの飼育相談つきです。
青いメダカの定番は「青幹之」|最初の1匹におすすめ
青いメダカと言えば、まず名前が挙がるのが青幹之(あおみゆき)です。「幹之メダカ」として売られているものの多くがこのタイプで、いまの改良メダカを語るうえで絶対に外せない品種です。
初心者の方に「最初の青いメダカ」として当店がおすすめするのも青幹之です。理由は3つあります。
・安価で手に入る(当店では1ペア660円)
・飼いやすい(普通体型で、特別な飼育方法は必要ありません)
・光の魅力がわかりやすい(体外光という表現の入り口になります)
幹之の魅力は、背中に出る体外光(たいがいこう)です。光が頭の方向へどこまで伸びているかで、弱光・強光・スーパー・フルボディと呼び名が変わります。屋外で太陽を浴びて泳ぐ姿はとくに美しく、これが幹之が長く定番であり続けている理由です。
▶ 幹之メダカとは?体外光の段階・青幹之と白幹之の違い・育て方を徹底解説!
青いメダカの種類11選|特徴と選び方
ここからは、当店が扱っている青系の品種を中心に、タイプの違う11種類をご紹介します。背中の体外光・体に散る青ラメ・大粒の輝く鱗・お腹の水色と、同じ「青」でも見え方はさまざまです。
① 青幹之|迷ったらこれ
背中に体外光が乗る、青いメダカの定番中の定番です。まずはここから始めて、体外光の美しさを知ってください。
▶ 幹之メダカとは?体外光の段階・青幹之と白幹之の違い・育て方を徹底解説!
② サファイア|青ラメの代表格
静楽庵さん作出。正式名称は「黒ラメ幹之サファイア系」で、黒い体色に青いラメが体じゅうに広がります。どれだけ青ラメが多く出ているかで出来の良さが決まる品種なので、しっかり選別された個体を選ぶことが大切です。
▶ サファイアメダカの特徴、育て方のポイント、固定率など徹底解説!
③ 令和サファイア|青ラメ+赤く染まるヒレ
サファイアに令和遺伝子が加わり、ヒレだけが赤く色づく品種です。黒っぽい体に青いラメ、そこに赤いヒレが差し色として入ります。青と赤のコントラストは、ほかの青ラメ品種にはない魅力です。
▶ 令和サファイアメダカの特徴や固定率、ヒレが赤くなる令和遺伝子について徹底解説!
④ 白斑サファイア|青ラメ×墨模様のかっこよさ
白い地色に墨の斑模様が入り、その上から青いラメが乗る品種です。下地が白いぶん青ラメがくっきり際立ち、墨の黒が重なることで「可愛い」より「かっこいい」印象に仕上がります。
▶ 白斑サファイアメダカの特徴・固定率・サファイアとの違いを徹底解説!
⑤ ネプチューン|ラメの密度が段違い
青ラメの強さと密度が特徴の品種です。同じ青ラメのサファイアと比べても、ラメが体をびっしり覆うような見え方になります。繁殖では金ラメが混じる個体も生まれてくるので、親には青ラメの多い個体を選んでいくのがポイントです。
▶ ネプチューンメダカの特徴や固定率、作り方など徹底解説!
⑥ カーバンクルブルー|青く光る大粒の鱗
azumaめだかさん作出。青く輝く大きな鱗(カガミ鱗)が最大の魅力です。黒い容器で上から眺めると、体の上に青い宝石を散りばめたような独特の存在感があります。
▶ カーバンクルブルーメダカの特徴や作り方、固定率など徹底解説!
⑦ 墨狼|白黒の墨模様に青系のラメ
湊養魚場さん作出。白と黒の墨模様に、青系のラメがきらめく品種です。墨は育つにつれて濃くなっていくので変化を楽しめます。背地反応(周りの色に合わせて体の色を変える性質)がないので、容器の色を選びません。
▶ 墨狼メダカの特徴や作り方、固定率など徹底解説!
⑧ 大輝|青ラメ×オレンジの個体差
同じく湊養魚場さん作出。青いラメとオレンジの体色が混ざり合い、柄や色の出方が一匹ずつ違う品種です。普通体型で丈夫なので、お気に入りの一匹を探す楽しみを気軽に味わえます。
▶ 大輝メダカの特徴や作り方、固定率など徹底解説!
⑨ サブマリーナー|当店オリジナルの「全部青い」メダカ
メダカ屋えんのオリジナル品種です。「上から見ても横から見ても全部青いメダカを作りたい」という思いから2022年に掛け合わせを始め、3年かけて完成しました。体の上部に出る青い光は従来の幹之ともカブキブルーとも違う色味で、さらにアースアイ(青く輝く目)とグロウボディ(側面の光沢)も入っています。
▶ メダカ屋えんオリジナルメダカ「サブマリーナー」の特徴や掛け合わせ、選別のポイントの解説!
⑩ レーヴ|青系のフサフサのヒレ
Azumaめだかさん作出。グランブルー×ブラックモルフォ亜種ブルータイプから生まれた、当店でも人気の高い品種です。フサフサに伸びるヒレと、モルフォ亜種表現と呼ばれるヒレの白い筋が特徴。黒容器、またはガラス水槽なら黒いバックスクリーンを貼るとヒレの光がきれいに出ます。
▶ レーヴメダカの特徴と育て方のポイント、オスメスの見分け方
⑪ 深海|白い容器で映える水色
長岡龍聖さん作出。多くのメダカは黒い容器で色が映えますが、深海は逆に白い容器でこそきれいに見えるという唯一無二の個性を持ちます。お腹まわりの涼しげな水色が持ち味で、黒い容器で見ると全体がぼやっとした群青色に見えてしまいます。
▶ 深海メダカの特徴と育て方、固定率、マリンブルーとの違いなど徹底解説
青をきれいに見せるコツ|容器と光
青いメダカは「どんな容器で、どこから見るか」で印象が大きく変わります。せっかくお迎えした青を活かせるよう、ここを押さえておきましょう。
① 基本は黒い容器
青ラメも体外光も、黒っぽい背景があってこそ色が締まって見えます。上見なら黒容器やビオトープ、横見のガラス水槽なら黒いバックスクリーンを貼るのがおすすめです。
② 深海だけは白い容器
唯一の例外が深海です。深海は白やグレーなど色の薄い容器でこそ、お腹まわりの水色が引き立ちます。黒い容器に入れるとぼやけて見えるので、容器選びを間違えないようにしてください。
③ 太陽の光の下で見る
体外光もラメも、光が当たってはじめて輝きます。屋外で太陽を浴びて泳ぐ幹之の美しさは、室内の照明ではなかなか出しきれません。屋外で飼える方は、ぜひ日当たりのよい場所で楽しんでください。
④ 上見と横見、どちらで楽しむか決めておく
同じ青でも、カーバンクルブルーやネプチューンのように上から眺めてこそ映える品種と、レーヴのようにヒレの美しさを横から楽しむ品種があります。買う前に「上見か横見か」を決めておくと、品種選びで迷いません。
そして一番大事なのは、血統(もともとのラメの量や光の強さ)です。青ラメの量も体外光の伸びも個体差が大きいので、しっかり選別された個体を選ぶことが「きれいな青いメダカ」への一番の近道です。
体色の見え方については、こちらの記事もあわせてどうぞ。
▶ メダカの色揚げのやり方|色を濃く鮮やかにする5つのコツを解説
まとめ|青いメダカ早見表
タイプ別の早見表
| 青幹之 | 背中の体外光。定番・安価・丈夫で初心者に一番おすすめ |
|---|---|
| サファイア | 黒体色に青ラメが広がる青ラメの代表格 |
| 令和サファイア | 青ラメ+ヒレだけが赤く染まる |
| 白斑サファイア | 青ラメ×墨模様。かっこいい系 |
| ネプチューン | 青ラメの密度が段違い。びっしり覆う |
| カーバンクルブルー | 青く光る大粒の鱗。上見向き |
| 墨狼 | 白黒の墨模様に青系のラメ。容器を選ばない |
| 大輝 | 青ラメ×オレンジ。一匹ずつ表現が違う |
| サブマリーナー | 当店オリジナル。上見も横見も全部青い |
| レーヴ | フサフサのヒレ+モルフォ亜種表現の白い筋 |
| 深海 | お腹まわりの水色。白い容器で映える唯一の品種 |
| きれいに見せるには | 基本は黒容器(深海だけ白)。太陽光の下で。土台は血統 |
同じ「赤」でも、単色・ラメ・紅白・琥珀色とこれだけの幅があります。まずは楊貴妃から始めて、慣れてきたら好みの表現に進んでいく——それが赤いメダカの楽しみ方です。気になる品種があれば、ぜひ品種解説の記事ものぞいてみてください。
📖 この記事の内容も、まるごと1冊に
『メダカ飼育の教科書』(note・全9章・写真44枚)
お迎えから日々のお世話、繁殖、トラブル対応まで、順番に読めば一通りわかる決定版。ご購入者は公式LINEでの飼育相談つきです。
同じ「青」でも、背中の体外光・体に散るラメ・大粒の鱗・お腹の水色とこれだけの幅があります。まずは青幹之から始めて、慣れてきたら好みの光り方に進んでいく——それが青いメダカの楽しみ方です。気になる品種があれば、ぜひ品種解説の記事ものぞいてみてください。
▶ 関連記事:幹之メダカとは?体外光の段階・青幹之と白幹之の違い・育て方を徹底解説!
▶ 関連記事:サファイアメダカの特徴、育て方のポイント、固定率など徹底解説!
▶ 関連記事:令和サファイアメダカの特徴や固定率、ヒレが赤くなる令和遺伝子について徹底解説!
▶ 関連記事:白斑サファイアメダカの特徴・固定率・サファイアとの違いを徹底解説!
▶ 関連記事:ネプチューンメダカの特徴や固定率、作り方など徹底解説!
▶ 関連記事:カーバンクルブルーメダカの特徴や作り方、固定率など徹底解説!
▶ 関連記事:墨狼メダカの特徴や作り方、固定率など徹底解説!
▶ 関連記事:大輝メダカの特徴や作り方、固定率など徹底解説!
▶ 関連記事:メダカ屋えんオリジナルメダカ「サブマリーナー」の特徴や掛け合わせ、選別のポイントの解説!
▶ 関連記事:レーヴメダカの特徴と育て方のポイント、オスメスの見分け方
▶ 関連記事:深海メダカの特徴と育て方、固定率、マリンブルーとの違いなど徹底解説
▶ 関連記事:メダカの色揚げのやり方|色を濃く鮮やかにする5つのコツを解説
▶ 関連記事:高級メダカとは?値段の相場と高い理由・代表品種を専門店が解説










