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メダカビオトープの作り方|初心者向けに必要なものと手順を解説

「メダカのビオトープを作ってみたいけど、何を用意すればいいの?」

「庭やベランダで、自然な感じのメダカ鉢を作りたい」

「初心者でも失敗しないビオトープの作り方が知りたい」

こういった疑問をお持ちの方、多いのではないでしょうか。

ビオトープとは、水草や生き物を使って、自然に近い環境を再現した小さな水辺のことです。屋外に置けば、メダカが自然に近い形でのびのび暮らし、見ているこちらも癒されます。

この記事では、初心者でも失敗しないメダカビオトープの作り方を、必要なものから手順、管理のコツまで順番に解説していきます。

ビオトープに必要なもの

ビオトープ作りに必要なものは、大きく分けて4つです。順番に見ていきましょう。

①容器(睡蓮鉢・タライなど)

まずは器となる容器です。睡蓮鉢やジャンボタライなど、水量がしっかり入るものがおすすめです。

水量が多いほど水温・水質が安定するので、できれば10L以上のものを選びましょう。容器選びは飼育用品まとめの記事でも詳しく紹介しています。

大容量の定番はトロ舟・タライ。たくさん飼える本格派向けです。

コンパクトに始めるならNVボックスも扱いやすいです。

見た目を重視するなら睡蓮鉢タイプ。排水しやすいものが便利です。

②底砂(赤玉土・大磯砂など)

底に砂を敷くと、見た目が自然になるだけでなく、バクテリアがすみついて水質の安定に役立ちます。

赤玉土や大磯砂が定番です。赤玉土は安価で水草も育ちやすいですが崩れやすく、大磯砂は崩れず長く使えます。

水草も育てたい・水質重視なら赤玉土やソイル

崩れず長く使いたいなら大磯砂がおすすめです。

③水草

水草は、メダカの産卵床になったり、水質を保ったりと、ビオトープに欠かせません。

初心者にはアナカリス・マツモ・ホテイソウが育てやすくおすすめです。詳しくは水草の記事を参考にしてください。

▶ 当店の水草:アナカリス5本マツモ5本ミニホテイアオイ1株

④メダカ+コケ対策にタニシ・エビ

主役はもちろんメダカ。さらにヒメタニシやミナミヌマエビを一緒に入れると、コケや食べ残しを食べてくれる掃除役になってくれます。

当店でもメダカや貝・エビを販売しています。

▶ 当店のお掃除生体:ミナミヌマエビ5匹ヒメタニシ5匹

ビオトープの作り方|5ステップ

必要なものがそろったら、いよいよ作っていきます。難しくないので安心してください。

①置き場所を決める

まず容器を置く場所を決めます。日当たりの良い場所が基本です。

メダカも水草も日光が大好きなので、よく日が当たる場所を選びましょう。ただし夏は水温が上がりすぎないよう、すだれで調整できるとベストです。

②底砂を敷く

容器に底砂を敷きます。

洗った底砂を、容器の底に2〜3cmほど敷きます。赤玉土は崩れやすいので、やさしく扱いましょう。

③水を入れてカルキを抜く

底砂を敷いたら、水を入れます。水道水を使う場合は必ずカルキ(塩素)を抜いてください。

カルキはメダカに有害です。カルキ抜き剤を使うか、水を1〜2日汲み置きすれば抜けます。

カルキ抜き剤を使えば、汲み置きの手間なくすぐに水が用意できます。

水を注ぐときのコツ:底砂の上に小さな容器を置き、その中に水を当ててあふれさせるようにゆっくり注ぐと、底砂が舞い上がらず濁りにくくなります。勢いよく直接注ぐと砂が巻き上がるので、ひと手間かけるのがおすすめです
小さな容器に水をあふれさせながら注ぐ様子

④水草を植える・浮かべる

水を入れたら、水草を植えたり浮かべたりします。

アナカリスは砂利に挿し、マツモやホテイソウは浮かべるだけでOK。レイアウトを楽しみながら配置しましょう。

⑤砂利の濁りが取れるまで待つ

水を入れた直後は、底砂(特に赤玉土)から細かい粒が舞って、2〜3日ほど水が濁ることがあります。

長い期間置く必要はありませんが、濁りが取れて水が澄むまでは待ってからメダカを入れると安心です。

メダカを入れるタイミングと数

容器ができても、すぐにメダカを入れてはいけません。タイミングと数が大切です。

メダカは「水ができてから」入れる

メダカは、水の濁りが落ち着いてから入れましょう(砂利を敷いた場合は2〜3日後が目安です)。

新しい水にいきなり入れると、水質が不安定でメダカが弱ることがあります。

入れる数は控えめに

入れる数は欲張らず控えめが成功のコツ。目安は水1.5〜2Lに1匹くらいです。

入れすぎると水が汚れやすく、酸欠の原因にもなります。最初は少なめから始めましょう。導入時は水合わせも忘れずに。

ビオトープの管理のコツ

立ち上げたあとも、長く楽しむために知っておきたい管理のコツがあります。

足し水と水換え

屋外のビオトープは蒸発で水が減るので、減ったぶんは足し水をします。

また、ビオトープでも水換えは必要です。水草やバクテリアがあっても汚れは溜まるので、1〜2週間に1回、1/3〜1/2を交換しましょう。

コケ・アオミドロ対策

屋外で日が当たると、どうしてもコケやアオミドロが出てきます。

増えすぎたら取り除き、ヒメタニシやエビにも掃除してもらいましょう。詳しくはアオミドロ対策の記事を参考にしてください。

天敵から守る

屋外飼育では、ヤゴ・鳥・アライグマなどの天敵に注意が必要です。

ネットを張るなどの対策をしておくと安心です。詳しくは天敵対策の記事をご覧ください。

季節ごとの注意点

ビオトープは屋外に置くので、季節ごとの対応も知っておきましょう。

春〜夏は産卵・成長のシーズン。水温の上がりすぎ(すだれで遮光)と、コケ・天敵に注意します。

秋〜冬は活動が落ちる時期。餌を減らし、冬は水換えを控えめにして、メダカをそっと越冬させます。

まとめ|ビオトープ作りの早見表

必要なもの容器(10L以上)・底砂・水草・メダカ(+貝/エビ)
作る手順置き場所→底砂→水+カルキ抜き→水草→1週間置く
メダカ投入水が落ち着いてから。1.5〜2Lに1匹・水合わせを丁寧に
管理足し水・1〜2週に1回の水換え・コケ対策・天敵対策

▶ 関連記事:メダカに底砂・底床は必要?赤玉土・ソイル・砂利の選び方と掃除を解説

メダカのビオトープは、一度立ち上げてしまえば、自然の力に手伝ってもらいながら長く楽しめます。

大切なのは「水ができてからメダカを入れる」「詰め込みすぎない」「水換えをサボらない」の3つ。あとは季節の変化を楽しみながら、自分だけの小さな水辺を育てていきましょう。

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