メダカの針子・稚魚の水換えのやり方|頻度・量と針子を流さないコツを解説
「針子の水槽って、水換えしていいの?」
「水換えのときに、針子を流してしまいそうで怖い…」
「グリーンウォーターの場合はどうすればいい?」
こういった疑問にお答えします。
針子(生まれたばかりの稚魚)は水質の急変に弱く、水換えは稚魚育成でいちばん失敗しやすいポイントです。結論から言うと、大きな容器で育てていれば、針子の間はほとんど水換えせずに済むことが多いです。小さい容器の場合は、少しずつ換えるのがコツです。
この記事では、針子・稚魚の水換えの頻度と量、針子を流さない水換えのやり方まで、メダカ専門店の実践をもとに解説します。
大きな容器なら、針子の間はほとんど水換えいらず
当店では、針子を60Lの大きなタライで育てています。水量がたっぷりあると水質が安定して汚れにくいので、順調に育っているときは、針子の間はほとんど水換えせずに済んでいます。もちろん様子によっては換えることもありますが、多くの場合、水換えをするのは針子が稚魚〜若魚くらいまで育ったタイミングです。
針子は水質の急変に弱いので、「水換えの回数をぐっと減らせる環境」を作れるのが、大きな容器の最大のメリットです。針子の育成用に容器を用意するなら、できるだけ大きなものを選びましょう。当店で使っているのはこちらのジャンボタライです。
小さい容器なら「少しずつ」水換えする|量と頻度の目安
小さい水槽・容器で育てている場合は、水が汚れやすいぶん、少しずつ水換えをしていく必要があります。
量の目安は、普段は1/4くらい、多くても1/3まで。成魚の水換え(1/3〜1/2)よりも少なめにするのがポイントです。
理由はシンプルで、水質の急変は稚魚が死んでしまう原因になるから。一度にたくさん換えて水質をきれいにするより、「大きく変えないこと」を最優先にしてください。
針子を流さない水換えのやり方(手順)
針子はとても小さいので、水と一緒にうっかり流してしまいがちです。当店で実践している手順を紹介します。
- ①底の掃除はスポイトで:底にたまったフンや食べかすを、スポイトでピンポイントに吸い取ります
- ②水は小さいカップで掬って捨てる:ホースなどで一気に抜かず、小さいカップや容器で少しずつ掬います
- ③捨てるときは「目の細かい網」で濾しながら:掬った水を網に通してから捨てれば、万が一針子を一緒に掬ってしまっていても、網に残って流さずに済みます
- ④新しい水はカルキを抜いて、少しずつ:針子はカルキに弱いので、カルキを抜いた水を水温を合わせながら静かに足します
水換えのときに使う網は、こちらの角網がおすすめです。浅型で掬いやすく、当店でも使っています。
グリーンウォーターで育てている場合は?
針子の育成にグリーンウォーター(青水)を使っている方も多いと思いますが、水換えのやり方は透明な水のときと同じでOKです。普段は1/4程度を、急変させないように少しずつ。
グリーンウォーターだから特別なことをする必要はありません。減ったぶんはカルキを抜いた水を足しながら、同じペースで管理していきましょう。
まとめ|「大きく変えない」が針子の水換えの合言葉
針子・稚魚の水換えは、大きな容器ならほとんどいらないことが多く、小さい容器なら普段1/4・最大1/3まで。そして捨てる水は目の細かい網で濾しながら——これで水質の急変も、針子の流出も防げます。焦らず、様子を見ながら管理していきましょう。
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