メダカにおすすめの餌とは?目的別の選び方を紹介
「メダカの餌って種類が多すぎて分からない…」
「成長用や色揚げ用って本当に違うの?」
「どんな餌を選べば元気に育つの?」
メダカの餌にはさまざまな種類があり、目的に合わせて選ぶことで成長や繁殖に良い影響を与えることがあります。
しかし、初めてメダカを飼育する方にとっては、どの餌を選べばよいのか迷ってしまいますよね。
この記事では、メダカの餌の種類や特徴、目的別の選び方について分かりやすく解説します。

メダカの餌選びが大切な理由
メダカの餌は、ただお腹を満たすためのものではありません。
与える餌の種類や質によって、
成長スピード
繁殖のしやすさ
体色の美しさ
健康状態
などが大きく変わることがあります。
そのため、メダカを元気に育てるためには、目的に合った餌選びが大切です。
成長スピードに影響する
メダカは餌から栄養を摂取して成長します。
特に稚魚や若魚の時期は、十分な栄養を与えることで成長が促されます。
反対に、栄養が不足するとなかなか成長しなくなったりします。
餌のパッケージを見てみると、栄養成分表示が入っていると思います。
そこに書いている中で、注目する部分は、タンパク質の含有割合です。
タンパク質が50%以上だと一般に高タンパクの餌と言われます。
高タンパクの餌を使うと、メダカの成長スピードも早いなと感じます。
成長スピードを意識するのであれば、高タンパクの餌を選んでいきましょう。
繁殖にも関係する
繁殖期のメダカは、多くのエネルギーを必要とします。
産卵のためには、栄養価が高い餌をしっかり食べてもらう必要があります。
産卵数を増やしたい場合や、親魚の体力を維持したい場合は、高タンパクな餌を取り入れるのも効果的です。
メダカの餌を選ぶ前に知っておきたいこと
餌を選ぶ前に、まずメダカの体の仕組みをざっくり理解しておくと、選び方がぐっとわかりやすくなります。
メダカは「無胃魚」です。
胃がない、つまりは食べだめができない魚ということです。
胃がない分、一度にたくさん食べてもエネルギーに変換できず、食べ残しはそのまま水を汚す原因になってしまいます。だからこそ、「少量を複数回に分けて与える」が基本の考え方になります。
また、食欲の変化がそのまま体調のバロメーターになります。
いつも食べているメダカが急に餌を食べなくなったときは、体調不良のサインである可能性が高いので、早めに様子を確認してあげてください。
粒のサイズが合っていないと食べられない
餌選びで意外と見落とされがちなのが粒のサイズです。
成魚用の餌を針子(生まれたての稚魚)に与えても、口に入らないため食べることができません。逆に、成魚に針子用の粉末餌を大量に与えると水が一気に濁りやすくなります。
成長ステージに合ったサイズの餌を選ぶことが、健康に育てる上でとても重要です。
目的別・おすすめの餌の選び方
ひとくちに「メダカの餌」といっても、何を目的にするかによって選ぶべき餌は変わってきます。
成長・肥育を重視するなら → 高タンパク餌
メダカを大きく・丈夫に育てたい場合は、タンパク質含有量が高い餌を選びましょう。
目安としてはタンパク質50%以上の餌が成長促進に効果的です。
当店では「リッチ」という餌を使用しており、タンパク質54%・浮遊性が高く食べ残しが視認しやすい点が気に入っています。
繁殖・産卵を促したいなら → 高タンパク+高脂質の餌
産卵させたい・繁殖数を増やしたいという場合は、タンパク質だけでなく脂質が10%以上含まれている餌を選ぶのがポイントです。
卵を産むためには、メスに十分な体力と栄養が必要です。
タンパク質・脂質ともに豊富な餌を与えることで、産卵数・卵の質ともに向上しやすくなります。
産卵シーズン前の春先から意識して与えると効果を感じやすいです。
色を鮮やかにしたいなら → 色揚げ餌(アスタキサンチン配合)
楊貴妃メダカなどの朱赤系品種の色をより鮮やかにしたい場合は、アスタキサンチンやカロテノイドが配合された色揚げ専用の餌が効果的です。
ただし注意点として、色揚げ餌で付いた色は遺伝しません。
餌をやめると元の色に戻っていきます。
品種本来の色を改善したい場合は、色が濃い親から繁殖させる(遺伝させる)アプローチが必要です。
稚魚を大きく育てたいなら→高タンパクの餌+生餌(ミジンコ、ゾウリムシ)
稚魚の場合には、成魚と比べてもより細かい餌を使用するようにしましょう。
粒の大きな成魚用の餌をすりつぶして与えることもできなくはないのですが、大きさにムラができやすく潰しきれなかった餌は食べ残しの原因になるので、基本的には稚魚用の餌を準備するようにしましょう。
また、稚魚は体も小さく、まだたくさんの餌を食べることができません。
そのため、なるべくこまめに給餌をしてあげると成長が良くなったり、稚魚の餓死を防ぐことができます。
しかし、なかなかこまめに餌をあげるのは難しいと思います。
そこでおすすめしたいのが、生餌です。
稚魚用に使われる生餌には、ゾウリムシやミジンコがあります。
稚魚用の水槽に生餌を入れておくと、餌をあげられない時間帯にも稚魚たちに餌を食べてもらうことができます。
餌の種類の違い(顆粒タイプ・フレークタイプ)
メダカ用の餌に使われているものでは、主に顆粒タイプとフレークタイプの餌が一般的です。
顆粒タイプは、1粒1粒がしっかりとしているので、どれくらいの量の餌をあげているのか分かりやすいです。
粒サイズを成長とともに大きくしていくことによって、より効率的に給餌ができます。
一方のフレークタイプは、紙のようにペラペラの状態の餌です。
柔らかく、メダカも噛み千切って食べることができます。
また、指で簡単にすりつぶすことができるので、メダカのサイズに合わせて細かくしてあげやすいです。
そのため、幅広いサイズのメダカの給餌に使いやすい餌と言えます。
フレークタイプのデメリットは、細かくなりすぎて食べ残しが出やすいのはデメリットです。
当店で餌を選ぶときに意識していること
餌選びで重要なのが、栄養価、浮上性、粒のサイズです。
栄養価は、メダカの成長や産卵にとても影響があります。
餌の浮上性については、メダカが主に水面に浮いている餌を好んで食べるため、餌がしっかり浮き続けてくれると食べやすい餌と言えます。
あと大切なのが餌の粒のサイズです。
餌の粒のサイズは、成長に合わせて徐々に大きくしていくことで、より効率的に食べてもらうことができ、そして成長も良くなります。
メダカにとって食べやすい粒サイズを選んでいくことが大切になります。
当店で実際に使っている餌「リッチ」を選んでいる理由
当店では、成魚、稚魚ともに餌は「リッチ」を使っています。
リッチを選んでいる理由は、3つです。
・タンパク質が54%と栄養価が非常に高い
・浮上性が非常に良い
・メダカの食いつきが抜群
リッチを使っていて、他の餌よりもメダカの成長スピードが早いと感じています。
また、メダカもよく食べてくれています。
一番お気に入りの部分は、しっかりと餌が水面に浮き続けてくれることです。
市販の餌だと、餌を食べにきたメダカが集まっている段階で既に少しずつ沈んでいってしまうことが多いです。
しかし、リッチだと、餌を食べ終わり残ってしまった時にもまだ餌が浮き続けています。
そのため、餌を食べきったのか、食べ残したのか一目で見て分かります。
その後のお掃除も水面付近の餌を掬うだけで済むので非常に楽です。
以上のことから当店ではリッチを長年使い続けています。
まとめ|目的に合った餌選びが大切
メダカの餌には、
・成魚用
・稚魚用
・色揚げ用
・繁殖向け
・生き餌
などさまざまな種類があります。
大切なのは、「何となく選ぶ」のではなく、飼育目的やメダカの成長段階に合わせて選ぶことです。
餌選びはメダカの成長や綺麗に育てていくためにも重要な要素です。
色々な餌を試していただきながら、自分好みの餌を見つけていってください。
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