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ミックスメダカとは?初心者に人気の理由と失敗しない選び方を専門店が解説

「ミックスメダカって、どんなメダカが入っているの?」

「安いけど、ちゃんと飼えるのかな」

「この品種!と決まっていないけど、とにかくメダカを飼ってみたい」

こういった方、多いのではないでしょうか。

ミックスメダカは、色々な品種・色合いのメダカがまとめて入ったセットのことです。一番安く買えて、いろんな色のメダカが泳ぐ水槽をすぐに作れるので、初めてメダカを飼う方に人気です。

この記事では、ミックスメダカの中身と選ばれる理由、買うときに確認したいポイント、届いてからの飼い方を、メダカ専門店の視点で解説します。

ミックスメダカとは?品種を指定せずにまとめて買えるセット

ミックスメダカは、特定の品種名ではありません。
色々な品種、色合いのメダカが入ったセットのことです。「この品種!」というわけではなくて、とにかくメダカを飼育してみたいという方に向いています。
お店によって中身は変わりますが、当店のミックスメダカは、様々なメダカから生まれたメダカ達です。
・選別漏れとなってしまった子
・掛け合わせ途中のミックス個体
など、色々なタイプのメダカが入ります。当店のネット販売では、色々なタイプのメダカを入れるようにしていますので、カラフルなメダカ水槽にできると思います。

「選別漏れ」でも飼育に問題はありません

選別漏れと聞くと不安に思われるかもしれませんが、これはその品種の基準から少し外れただけという意味です。
たとえば、体外光が背中の途中までしか伸びていない、ラメの数が少ない、といった見た目の理由で、体が弱いわけでも病気があるわけでもありません。
見た目の違いが色々あれど、メダカはメダカです。飼育のしやすさや丈夫さは、品種名のついたメダカと変わりません。

一番安く買えるのがミックスメダカです

とにかく安くメダカを購入したいという方は、一番安いのはミックスメダカです。
品種名がしっかりついているメダカと比較しても安いので、まずはメダカの飼育に慣れたいという方にもおすすめです。
当店では、1匹ずつ選べる販売と、10匹〜20匹のセット販売(送料無料)の両方を用意しています。

初心者にミックスメダカが選ばれる3つの理由

当店でも、初めてメダカを飼う方からのご注文で多いのがミックスメダカです。理由は大きく3つあります。

理由1|品種を決めていなくても始められる

メダカは全国のブリーダーが毎年改良をしていて、様々な品種が誕生しています。初めての方が品種名の並んだ一覧を見ても、違いが分からないのが普通です。
ミックスメダカなら、「この品種!」と決めていなくても始められます。
姿形が違えども、みんなメダカ。一度飼育に慣れてしまえば、色々な見た目のメダカを飼育できるようになります。ミックスメダカで飼育に慣れてから、次のメダカにチャレンジ!ということもできますので、始めのステップにミックスメダカというのはとてもいい選択だと思います。

理由2|いろんな色が泳ぐ水槽は、それだけで華やか

ミックスメダカは安いだけでなく、様々な色味のメダカが水槽を泳ぐ姿はとても綺麗で癒されます。
また、一匹一匹違いが分かるので、どれがどの子か判別しやすいのもいいところです。一匹一匹の個性が出ますので、愛着がわきやすいのもメリットです。

理由3|繁殖にチャレンジできる

メダカは非常に繁殖しやすい魚です。水温が20℃以上、日照時間が13時間以上で繁殖行動を始めます。屋外の飼育だと4月〜9月頃が安定して繁殖できる季節です。
ミックスメダカも、オスメスが揃っていれば繁殖します。
ただし一つ注意点があります。ミックスメダカ同士で繁殖をした時は雑種となってしまうので、生まれてくる子は親達とは違った姿になります。残念ながら大概は茶色や黒っぽい地味な色味のメダカになってしまいます。
綺麗な色のメダカを維持していきたい場合は、品種ごとに分けて飼育をするのが望ましいです。一方で、とりあえず繁殖を楽しみたい、生まれてくる子がミックスでも構わない、どんな子が出るか楽しみたい、という方には、まずは繁殖にチャレンジしてみる入口としておすすめできます。
▶ 関連記事:メダカのオスとメスの見分け方|背ビレと尻ビレを見れば簡単!

ミックスメダカを買うときの3つのチェックポイント

同じ「ミックスメダカ」でも、お店によって中身は変わります。通販は実物を見られないぶん、お店選びがすべてです。購入前に確認しておきたい点を3つ挙げます。

オスメスのバランスが取られているか

繁殖を楽しみたい方には、ここが最も重要です。
お店によっては「性別の指定はできません」とだけ書かれていて、結果的にオスばかり、メスばかりになることがあります。雌雄のバランスを整えて発送すると書かれているかを確認しましょう。
当店では、複数匹ご注文いただいた場合は、雌雄のバランスをなるべく整えて発送しています。

色が様々になるように選ばれているか

「色々な品種が入ります」と書かれていても、実際には似た色ばかりということもあります。カラフルな水槽を作りたい場合は、色の偏りへの配慮があるかを見てください。
当店では、色々なタイプのメダカを入れるようにしていて、色が様々になるように選んでいます。

死着補償・梱包の説明・購入後の相談体制があるか

生体の通販では、輸送中にメダカが死んでしまう「死着」が起こることがあります。通販の場合は水槽を直接見られないので、死着補償があるか・梱包や発送の説明が丁寧か・購入後に相談できるかの3つが判断材料になります。口コミやレビューも参考にしましょう。
当店は死着補償つきで、万が一の際は別個体を再送しています。届いたら、まず発泡スチロールの箱を開けてメダカの状態を確認してください。万が一死着があれば、メダカの入った袋を開ける前に写真を撮ってご連絡ください。飼育で困ったことは、公式LINEからも相談を受け付けています。
▶ 関連記事:メダカのネット通信販売でおすすめの買い方と購入先の選び方
▶ 関連記事:メダカはどこで買える?販売店の種類と選び方を専門店が解説

ミックスメダカの飼い方|通常のメダカと同じで大丈夫です

ミックスメダカだからといって、特別な飼育方法は必要ありません。品種メダカと同じように育てられます。
当店では、迷ったら飼いやすく初期費用も少ない屋外飼育をおすすめしていますが、初めての方は室内の水槽で始めることも多いので、両方の場合を書いておきます。

必要なものは屋外と室内で少し違います

屋外飼育(ベランダ・庭)で最初に揃えるのは、この4つです。
・飼育容器(7〜10L以上。睡蓮鉢・タライ・発泡スチロールなど)
・カルキ抜き(水道水を使うなら必ず)
・網(タモ)
・餌(メダカ専用のもの)
太陽の光があり、風で水面が動くので、照明やエアレーションは不要です。

室内飼育(水槽)は、日光と風がないぶん、足すものがあります。最初に揃えるのはこの6つです。
・水槽:7.5L以上。必要なものがひとまとめになった水槽セットが手軽です
・照明:室内では必須。1日10時間、産卵も狙うなら14時間を目安に、毎日決まった時間に点けて消します
・エアレーションかフィルター:止まった水は傷みやすいので、どちらか一方は必要です。フィルターをつける方が水質は安定しやすく、強い水流が苦手なのでスポンジ式か投げ込み式がおすすめです
・カルキ抜き・餌・網:屋外と同じ
ヒーターは、メダカは寒さに強いので、健康な成魚なら冬もなしで大丈夫です。冬でも繁殖させたい(水温26℃+照明14時間が目安)、稚魚を早く育てたい、という場合にあると便利です。
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到着後は水合わせをしてから放します

メダカは丈夫な魚ですが、急激な変化には弱い生き物です。袋の中の水と飼育水は、水温も水質も別物なので、届いたメダカをいきなり放り込まないでください。やり方は3ステップです。
①袋ごと飼育容器に浮かべる(30分〜1時間)。夏場は袋の中が高温になるので、必ず日陰で
②袋の水に飼育水を少しずつ混ぜる。加えたら5〜10分待つ。これを2〜3回繰り返す
③メダカだけを網でやさしくすくって放す。袋の水は入れないのがおすすめ
水温差は1〜2℃なら問題ありませんが、5℃くらいのズレは避けたいところです。通販で届いたメダカは輸送で疲れているので、まず箱を開けて状態を確認してから、丁寧に水合わせをしてください。
▶ 関連記事:メダカの水合わせのやり方|3ステップと時間の目安を専門店が解説
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餌の回数は季節と水温で変える

餌はメダカ専用のものを選べばOKです。食べ残しは水を汚す原因になるので、数分で食べきれる量を、メダカの様子を見ながらあげましょう。
回数は水温で変わります。
・暖かい時期(水温20〜30℃):活性が高く、よく食べます。1日2〜3回が目安
・水温が30℃を超えている時:消化能力が落ちているので、量を減らすか、思い切って1回休む
・秋に水温が下がってきたら:メダカの反応を見ながら回数と量を減らす
・水温が10℃を下回ったら:ほとんどのメダカは餌に反応しなくなるので、餌切りをする
▶ 関連記事:メダカの夏の餌やり完全ガイド|回数・時間帯・あげすぎ注意を解説
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ミックスメダカのよくある質問

ミックスメダカについて、よくいただく質問をまとめました。

Q. 何匹から飼えばいいですか?

初心者の方は、匹数は3〜5匹程度、水量は7〜10Lくらいの容器で飼育をすると飼育がしやすいです。1匹だけよりも複数匹いる方が、餌への反応も良くなるのでおすすめです。
飼える数の目安は成魚で1匹あたり1〜2L。余裕のある飼育をするなら1.5〜2Lくらいを目安にしてください。匹数が少なくても、容器は最低7〜10Lくらいの水量がほしいところです。

・7〜10L:3〜5匹
・15L(睡蓮鉢くらい):10匹くらいまで
・60L(大きめのタライ):40匹くらい
当店の10匹セットなら、15L以上の容器があると余裕を持って飼えます。夏は水が汚れるスピードが早く酸欠のリスクもあるので、匹数は控えめに。迷ったら少なめに、が鉄則です。
▶ 関連記事:メダカ飼育は1匹でも大丈夫?何匹から飼えるのか初心者向けに解説します!
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Q. 他の品種と混ぜて飼っても大丈夫ですか?

大丈夫です。改良メダカは、元を辿れば全て日本に元々いたメダカなので、見た目が違っても同じ水槽で飼えます。
メダカは違う種類同士だからといって喧嘩をするということはありません。それよりも個体差によるものの方が大きく、気が強いタイプの子はどんな種類が相手でも喧嘩をします。特に少数のときは喧嘩をしがちで、群れが大きくなると減ることがあります。
ひとつ気を付けたいのは、体型が違う子(ダルマ体型・ヒレ長)はなるべく混ぜないこと。泳ぐ能力が少し低いので、餌食い競争に負けて痩せてしまうことがあります。
▶ 関連記事:メダカは違う種類のメダカと混ぜるのは大丈夫?混泳の注意点はこれ!

Q. 屋外でも飼えますか?

飼えます。当店では、迷ったら屋外飼育をおすすめしています。飼いやすく、初期費用も少なくて済みます。
睡蓮鉢などにして水草を入れれば、ビオトープとしても楽しめます。
▶ 関連記事:メダカビオトープの作り方|初心者向けに必要なものと手順を解説

Q. ミックスメダカを繁殖させると、どんな子が生まれますか?

ミックスメダカ同士で繁殖をすると雑種になるので、親達とは違った姿の子が生まれます。残念ながら大概は、茶色や黒っぽい地味な色味のメダカになってしまいます。
綺麗な色のメダカを維持していきたい場合は、品種ごとに分けて飼育をするのが望ましいです。とりあえず繁殖を楽しみたい、どんな子が出るか楽しみたい、という方にはミックスメダカで十分です。
繁殖を始めるなら2〜3ペアからがおすすめで、オス同士は喧嘩をしやすいので、オスを多くしすぎないのがポイントです。
▶ 関連記事:メダカの種親の選び方とペアの組み方|何匹から始める?世代交代まで解説

まとめ|迷ったらミックスメダカから始めてみてください

ミックスメダカは、色々な品種・色合いのメダカがまとめて入ったセットです。
・中身:選別漏れや掛け合わせ途中の個体など、色々なタイプ。飼いやすさは品種メダカと同じ
・向いている人:品種を決めていない方・とにかく安く始めたい方・まずは飼育に慣れたい方・まずは繁殖にチャレンジしてみたい方
・選ぶときの基準:オスメスのバランス/色が様々か/死着補償・梱包の説明・購入後の相談
・飼い方:品種メダカと同じ。初心者は3〜5匹・7〜10Lから、1匹あたり1〜2Lを目安に
まずは容器に合った匹数から始めて、飼育に慣れながら「好きな色」を見つけてみてください。ミックスメダカで飼育が上手になれば、他の品種のメダカも同様に飼育ができますので、ここからステップアップしていくこともできます。
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