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メダカの水合わせのやり方|3ステップと時間の目安を専門店が解説

「メダカの水合わせって、どうやるの?」
「時間はどれくらいかければいい?」
「袋の水は水槽に入れていいの?」

メダカをお迎えするとき、最初の関門が水合わせです。当店にいただく「買ってきたメダカがすぐに死んでしまった」というご相談は、水合わせ不足が原因のことがとても多いです。

この記事では、水合わせのやり方を3ステップで、時間の目安・水温差の許容範囲・よくある質問まで、メダカ専門店が解説します。

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水合わせとは?|「急変」がメダカの一番の敵

水合わせとは、メダカを新しい水に少しずつ慣らしてから放す作業のことです。

メダカは丈夫な魚ですが、急激な変化には弱い生き物です。袋の中の水と、お家の飼育水は、水温も水質も別物。そこへいきなり放り込むと、体が変化についていけずショックを起こすことがあります。

逆に言えば、ある程度の水合わせをしてあげていれば、まず死ぬことはありません。完璧にやろうと身構える必要はなく、この記事の手順をゆっくりなぞれば十分です。

お迎え直後に死んでしまう原因は、水合わせのほかにカルキ抜き不足などもあります。あわせてこちらもどうぞ。

▶ 関連記事:メダカが死ぬ原因は?正しい飼育方法で長生きさせるコツ!

水合わせのやり方|3ステップ

やり方はシンプルです。①浮かべる → ②混ぜる → ③放すの3ステップ。①の水温合わせに30分〜1時間、②の水質合わせに15〜30分ほど。全体では1時間〜1時間半ほど見ておいてください。

①袋ごと飼育容器に浮かべる(30分〜1時間)
メダカが入った袋を開けずに、そのまま飼育容器に浮かべます。これで袋の中の水温が、飼育水の水温に少しずつ近づいていきます。

目安は30分〜1時間。夏場の直射日光の下だと袋の中が高温になってしまうので、必ず日陰で行ってください。

②袋の水に飼育水を少しずつ混ぜる
水温が合ったら、次は水質合わせです。袋を開けて(またはバケツなどの小さい容器にメダカを袋の水ごと移して)、飼育水を少量ずつ加えます。

加えたら5〜10分待つ。これを2〜3回繰り返します。

一気にたくさん入れたくなりますが、ここで焦らないことが一番のポイントです。メダカの様子を見ながら、ゆっくり慣らしていきましょう。

③メダカだけを網ですくって容器へ放す
水合わせが終わったら、メダカだけを網でやさしくすくって、飼育容器に放します。

袋の水も一緒に入れていいのか迷うところですが、せっかく水合わせをしたなら、入れないほうがおすすめです。輸送や持ち帰りのあいだにメダカが過ごした水は汚れているので、飼育水をきれいに保つ意味でも、メダカだけを移してあげてください。

水温は何℃差までなら大丈夫?

「どこまで合わせればいいのか」の目安をお伝えします。当店の感覚では、1〜2℃の差なら問題になりません。気をつけたいのは5℃くらいのズレです。ここまで差があると、メダカが体調を崩す可能性があります。

特に注意したいのが夏と冬です。夏は買って帰る車内で袋の水温が上がりがちで、家の飼育水との差が開きます。冬は逆に、暖かい店内から屋外の容器へ移すと大きな差になります。季節の変わり目ほど、①の「浮かべる時間」を長めに取ってください。

水温を測るなら水温計がひとつあると安心です。

▶ 関連記事:メダカに水温計は必要?種類の選び方と使うときの注意点を解説

特に慎重にやってほしいケース

針子・稚魚のとき
体が小さいほど、水質の変化のダメージは大きくなります。針子や稚魚を移動させるときは、成魚のとき以上に時間をかけて、少しずつ慣らしてください。水質の急変はショック死につながります。

▶ 関連記事:メダカの針子・稚魚の水換えのやり方|頻度・量と針子を流さないコツを解説

通販でメダカが届いたとき
輸送で長時間袋の中にいたメダカは、疲れています。届いたらまず箱を開けて状態を確認し、そのあと丁寧に水合わせを。通販ならではの流れは、こちらでくわしく解説しています。

▶ 関連記事:メダカが届いたら最初にやること|通販購入後の水合わせ完全ガイド

水道水を新しく使うとき
水合わせの前に、そもそもカルキ抜きを忘れていないか確認してください。水道水の塩素はメダカに負担になります。カルキ抜き剤を使うか、汲み置きで抜いてから使います。



▶ 関連記事:メダカのカルキ抜きのやり方|中和剤と汲み置きの方法・時間の目安を解説

まとめ|水合わせ早見表

①浮かべる袋のまま容器に30分〜1時間(必ず日陰で)
②混ぜる飼育水を少しずつ加えて5〜10分待つ×2〜3回
③放すメダカだけを網ですくう。袋の水は入れないのがおすすめ
水温差の目安1〜2℃ならOK。5℃はNG
放した当日餌は与えない(翌日から少しずつ)
特に慎重に針子・稚魚/通販で届いたとき/夏と冬

水合わせは、テクニックというより「焦らないこと」がすべてです。30分〜1時間を惜しまなければ、メダカは新しいお家にちゃんと慣れてくれます。

同じ「赤」でも、単色・ラメ・紅白・琥珀色とこれだけの幅があります。まずは楊貴妃から始めて、慣れてきたら好みの表現に進んでいく——それが赤いメダカの楽しみ方です。気になる品種があれば、ぜひ品種解説の記事ものぞいてみてください。


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