ブログ

メダカの採卵のやり方とコツ|頻度・卵の外し方・有精卵の見分け方を解説

「メダカの採卵って、どうやればいいの?」

「卵って触っても大丈夫?潰れそうで怖い…」

「白い卵と透明な卵、何が違うの?」

こういった疑問にお答えします。

採卵はメダカ繁殖の最初の一歩。実は有精卵はけっこう硬く、指で優しくつまんでも大丈夫です。頻度も毎日でなくてOK。当店は週1回くらいのペースで採卵しています。

この記事では、採卵の頻度・3つのやり方・卵の外し方のコツ・有精卵と無精卵の見分け方まで、メダカ専門店の実践をもとに解説します。

採卵の頻度は「週1回くらい」でOK

採卵は毎日やらなくても大丈夫です。当店では1週間に1回くらいのペースで採卵しています。
大前提として、メダカの親は卵も稚魚も食べてしまいます。産卵床に付いた卵をそのままにしておくと、せっかくの卵が減っていくので、定期的に卵を親から隔離するのが採卵の目的です。
毎日こまめに採るほど確実ですが、週1回でも十分繁殖は楽しめます。無理のないペースで続けましょう。

採卵のやり方は3つ|当店は「親抜き」、ご家庭では産卵床の移動がおすすめ

採卵の方法は大きく3つあります。

方法やり方特徴
①産卵床ごと移す卵が付いた産卵床を、そのまま別容器へいちばん簡単。手も汚れない
②卵を外して採る産卵床から卵を指で優しく外して集める産卵床を使い回せる。卵の状態も確認できる
③親抜き親のほうを別容器へ移し、卵は容器ごと残す底に落ちた卵も孵せて孵化数が多い。ただし容器がもう1つ必要
当店では③親抜きを採用しています。底に落ちている卵まで孵せるので、孵化数が多くなるのが大きなメリットです。ただしスペースをかなり使うので、ご家庭では①産卵床ごと移す、②卵を外して採るのがおすすめです。
採卵しやすい人工産卵床を使うと、①も②もぐっと楽になります。
メダカ元気 卵のお守り産卵床4色セット GEX▶ 当店の商品ページで卵のお守り産卵床を見る

卵は優しくつまんで大丈夫|外し方と付着糸のコツ

「卵に触ったら潰れそう」と心配になりますが、大丈夫。有精卵は意外と硬く、指で優しくつまんでも潰れません。産卵床から外すときは、指で優しくつまんで採ってください。
もしつまんで潰れてしまったら——それは無精卵です。どのみち孵らない卵なので、気にしなくてOKです。
もうひとつ、丁寧にやりたい方向けのコツが付着糸(卵どうしをくっつけている糸)の処理です。指で卵を軽くコロコロして糸を取ると卵がバラバラになり、無精卵とくっついたままカビが移るのを防げます。孵化率を上げたい方にはおすすめですが、面倒ならそのままでも大丈夫です。

有精卵と無精卵の見分け方

採った卵は、有精卵か無精卵かを見分けて、無精卵は取り除きましょう(放っておくとカビの発生源になります)。見分け方はシンプルです。

有精卵無精卵
透明や黄色っぽい白く濁っている
つまむと硬くて潰れないすぐ潰れる
迷ったら、優しくつまんでみれば分かります。潰れなければ有精卵です。
ひとつだけ注意点。孵化直前の有精卵はやわらかくなっていて、つまむと潰れることがあります。目が見えてきた卵・孵化が近そうな卵は、触らずそっとしておきましょう。

まとめ|採卵後の置き場所と真夏の注意

採卵した卵は、カルキ抜きしていない水道水に入れてOKです(塩素が雑菌を抑えてくれるので、むしろカビ防止になります)。メチレンブルーを1Lに1滴ほど入れると、さらに孵化率が上がります。孵化が近づいたらカルキを抜いた水に替えてください(針子はカルキに弱いため)。
そして真夏はひとつ注意。高温で卵が死んでしまうことがあるので、卵の容器は熱くなりすぎない場所に置いてあげてください。
採卵は「週1回・優しくつまむ・白い卵は取り除く」——この3つを押さえれば大丈夫。焦らず、たくさんの針子との出会いを楽しんでください。

▶ 関連記事:メダカの卵の正しい管理方法は?カビ対策・孵化までの育て方を初心者向けに解説!
▶ 関連記事:メダカの卵がカビる原因と対策|カビを防いで孵化率を上げるコツを解説
▶ 関連記事:メダカの産卵床おすすめ種類まとめ|特徴や選び方を初心者向けに解説
▶ 関連記事:メダカの採卵期間はいつまでするべきか?
▶ 関連記事:メダカの卵が孵化しない原因|日数の目安と孵化率を上げるコツを解説
▶ 関連記事:メダカの種親の選び方とペアの組み方|何匹から始める?世代交代まで解説