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メダカの産卵時期はいつ?何月から何月まで・時間帯・産卵のサインを専門店が解説

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「メダカって、いつから卵を産むの?」
「春になったのに、まだ卵を産まない…」
「何月まで卵が採れるの?」

メダカを飼っていると、こんな疑問がわいてきますよね。メダカの産卵には、はっきりとした「季節」があります。

この記事では、横浜でメダカを育てている専門店が、屋外での産卵時期を月ごとに解説します。産卵が始まる条件や、1日のうち卵を産む時間帯、もうすぐ産卵するサインまで紹介するので、繁殖の計画づくりに役立ててください。

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【結論】メダカの産卵時期は4月〜9月中旬(ピークは5〜6月)

屋外で飼っているメダカの産卵時期は、だいたい4月〜9月中旬です。いちばんたくさん卵を産むのは5〜6月です。

早い子は3月上旬から産み始めますが、4月上旬ごろまではまだ水温が低く、卵が孵化する前にカビてしまうことがほとんどです。安定して孵化するようになるのは、ゴールデンウィークごろからです。

この記事のポイント
・産卵時期は4月〜9月中旬。ピークは5〜6月
・4月上旬ごろまでの卵は水温が低くカビやすい。安定して孵化するのはゴールデンウィークごろから
・産卵が安定するのは「水温25℃くらい」と「日照12〜13時間以上」
・30℃を超える真夏は、産む数が減ったり止まったりする
・産卵は明け方〜朝が多いが、昼間に交尾していることもある
・メスがふっくらして、水面近くでしっかり餌を食べるようになったら、産卵が近いサイン
・室内ならヒーターと照明で、冬でも産卵させられる

※月の目安は、当店(横浜)の屋外での様子です。地域や個体によって前後します。

メダカが産卵を始める条件は「水温」と「日照時間」

メダカが卵を産むかどうかは、主に「水温」と「日照時間(明るい時間の長さ)」の2つで決まります。春になって、この2つの条件がそろってくると、産卵が始まります。

水温25℃くらいで産卵が安定する

水温が20℃くらいになると産み始める子も出てきますが、産卵が安定するのは25℃くらいからです。25℃前後になると、メダカの食欲も上がって、よく卵を産むようになります。

20℃くらいだと、餌は食べるものの、繁殖にはやや物足りません。水温が低い時期は、焦らず暖かくなるのを待ちましょう。

日照時間は12〜13時間以上

日照時間が12時間を超えると産卵のスイッチが入りはじめ、13時間を超えるとさらに安定していきます。

春になって日がのびてくると、この条件がそろい、メダカは卵を産み始めます。反対に、秋になって日が短くなると、産卵は自然と終わっていきます。

3月〜4月上旬の卵がカビやすいのは水温が低いから

早い子は、3月上旬から卵を産み始めます。ただ、4月上旬ごろまではまだ朝晩の冷え込みが強く、水温が低すぎるため、卵が孵化する前にカビてしまうことがほとんどです。

卵がカビる原因は、無精卵だけではありません。有精卵でも、水温が低すぎると孵化までもたずにカビてしまいます。安定して孵化するようになるのは、水温が上がってくるゴールデンウィークごろからです。春先の卵がうまく孵化しなくても、水温のせいなので、がっかりしなくて大丈夫です。
▶ 関連記事:メダカの卵がカビる原因と対策|カビを防いで孵化率を上げるコツを解説

月ごとの産卵の様子(屋外の場合)

屋外で飼っている場合の、月ごとの産卵の様子を紹介します。当店(横浜)での様子なので、地域や個体によって前後することがあります。

3月|早い子が産み始める

早い個体は、3月上旬から卵を産み始めます。ただ、この時期の卵は水温が低く、孵化する前にカビてしまうことがほとんどです。本格的な産卵シーズンは、もう少し先です。

4月|産卵が増えてくる(上旬はまだカビやすい)

4月に入ると、産卵する子が増えてきます。ただ、4月上旬ごろまではまだ卵がカビやすく、安定して孵化するようになるのはゴールデンウィークごろからです。

産卵が始まる前に、産卵床を入れて採卵の準備をしておきましょう。当店では、卵を見つけやすく、採卵もしやすい人工の産卵床をおすすめしています。



▶ 関連記事:メダカの産卵床おすすめ種類まとめ|特徴や選び方を初心者向けに解説

5〜6月|いちばんよく産むピーク

5〜6月は、水温・日照時間ともに産卵にぴったりの時期で、1年でいちばんたくさん卵を産みます。ゴールデンウィークごろからは、卵も安定して孵化するようになります。繁殖を楽しむなら、この時期がいちばんのチャンスです。

早い時期に生まれた子は、秋までにしっかり大きく育てられるのもうれしいポイントです。

7〜8月|暑すぎると産卵が減る

真夏になって水温が30℃を超えるくらいから、卵を産む数が減ったり、産卵が止まったりすることがあります。これは暑さによる自然な現象です。

涼しくなれば産卵は再開するので、無理に産ませようとせず、遮光して水温を上がりにくくしてあげましょう。卵を管理する容器も水温が上がりやすいので、日陰に置くようにしてください。
▶ 関連記事:夏にメダカが卵を産まなくなった|高水温で産卵が止まる理由と対処法

9月中旬|産卵シーズンの終わり

9月中旬ごろになると、日が短くなって水温も下がり、多くのメダカは自然と産卵を終えます。個体によっては、10月くらいまで産む子もいます。

秋に生まれた子は、冬までに大きく育てるのが難しくなります。採卵をいつまで続けるかは、こちらの記事を参考にしてください。
▶ 関連記事:メダカの採卵はいつまで?秋に続けるか止めるかの判断基準を専門店が解説

メダカが卵を産む時間帯は?

メダカが卵を産むのは、1日のうちいつごろなのでしょうか。当店で見ている様子を紹介します。

明け方〜朝に産むことが多い

メダカは、明け方から朝にかけて産卵することが多いです。朝にメダカの容器をのぞくと、メスがお腹に卵をぶら下げて泳いでいる姿が見られるかもしれません。

お腹にぶら下げた卵は、お昼ぐらいまでに産卵床や水草に産み付けられます。

昼間に交尾していることもある

朝だけでなく、昼間に交尾していることもあります。時間帯はあくまで目安なので、「朝しか産まない」と決めつけなくて大丈夫です。

採卵は卵を産み付けてから(底に落とす子もいる)

採卵は、卵が産卵床に付いてから行いましょう。メスがお腹にぶら下げている卵を直接取ろうとすると、メダカを傷つけてしまうおそれがあります。

朝に卵をぶら下げているのを見つけたら、お昼すぎに産卵床をチェックすると、卵が付いていることが多いです。

なかには、卵を産卵床に付けずに、容器の底に散らばらせてしまう子もいます。産卵床に卵が見当たらないときは、底もチェックしてみてください。底に落ちた卵は、スポイトで吸い取って回収できます。
▶ 関連記事:メダカの卵を見つけたら?最初にやること|移し方と水の準備を専門店が解説

もうすぐ産卵するサイン

春になって、次のような様子が見られたら、産卵が近いサインです。

メスのお腹がふっくらしてくる

卵を持ち始めたメスは、お腹がふっくらしてきます。ほかのメダカと見比べて、お腹に丸みが出てきたら、産卵が近いサインです。

水面近くに出てくることが増える

寒い時期は底のほうでじっとしていたメダカが、水面近くに出てくることが多くなります。水温が上がって、活発に動き始めた証拠です。

餌をしっかり食べるようになる

餌をあげると水面に集まってきて、しっかり食べるようになったら、産卵の準備が整ってきたサインです。

このころから栄養のある餌をしっかりあげて、親メダカの体力をつけておきましょう。卵をたくさん産ませたいなら、タンパク質の多い餌がおすすめです。

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室内なら冬でも産卵させられる

屋外では9月中旬に産卵が終わりますが、室内でヒーターと照明を使えば、冬でも産卵させることができます。当店でも、室内で冬の繁殖を行っています。

目安は、水温25〜26℃、照明は1日14時間くらいです。産卵の条件である「水温」と「日照時間」を、ヒーターと照明で作ってあげるイメージです。

ヒーターには、温度が決まっている「固定式」と、温度を調節できる「可変式」があります。

固定式は値段が安いのが魅力です。当店では、26℃で温度が固定されるテトラのヒーターを使っています。



可変式は値段が上がりますが、温度を調節できるので便利です。GEXのヒートナビは、設定温度を自分で変えられるタイプです。


照明は、タイマーでつけたり消したりすると、毎日同じ時間だけ明るくできて便利です。


ただし、ヒーターや照明の電気代がかかるので、たくさんの容器を加温するのは大変です。くわしいやり方は、こちらの記事で解説しています。
▶ 関連記事:冬でもメダカは繁殖できる?室内で卵を産ませる条件と成功のコツを解説!

まとめ|メダカの産卵時期は4月〜9月中旬、ピークは5〜6月

メダカの産卵時期について、ポイントをまとめます。

・屋外の産卵時期は4月〜9月中旬。いちばん多く産むのは5〜6月
・早い子は3月上旬から産むが、4月上旬ごろまでの卵はカビやすい。安定して孵化するのはゴールデンウィークごろから
・産卵が安定するのは、水温25℃くらいと、日照12〜13時間以上
・真夏に30℃を超えると産卵が減ることがあるが、自然なことなので焦らない
・産卵は明け方〜朝が多い。昼間に交尾していることもある
・卵を産卵床に付けず、底に散らばらせる子もいる
・メスがふっくらして、水面近くでしっかり餌を食べるようになったら、産卵が近いサイン
・室内ならヒーターと照明で、冬でも産卵させられる

春になったら、メダカの様子をよく観察して、産卵床や餌の準備を早めに整えておきましょう。焦らず、メダカのペースに合わせて繁殖を楽しんでくださいね。

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