ブログ

メダカの産卵数を増やすコツ|たくさん卵を産ませる5つのポイント

「メダカは産んでくれるけど、もっと卵を増やしたい!」

「たくさん採卵して、いろんな子を育てたい」

「産卵の数を増やすには、何を意識すればいいの?」

こういった疑問をお持ちの方、多いのではないでしょうか。

メダカは条件が整うと、毎日のように卵を産んでくれます。逆に言えば、水温・日照・餌・親の状態という条件を整えてあげるほど、産卵数は増えていきます。

この記事では、メダカの産卵数を増やすために意識したいポイントを、順番に解説していきます。すでに少し産んでいる方が「もっと増やす」ための内容です。

産卵の基本条件をおさらい

まず大前提として、メダカが産卵するには次の条件が必要です。

  • 水温20℃以上(理想は25℃前後)
  • 1日13時間以上の日照
  • オスとメスがそろっている
  • 十分な栄養(餌)

この基本条件をベースに、「もっと産卵数を増やす」ためのポイントを見ていきましょう。

産卵数を増やす5つのポイント

①水温は25℃前後をキープ

メダカの産卵がもっとも活発になるのは水温25℃前後です。

20℃を下回ると産卵が鈍り、逆に高すぎても親が消耗します。安定して25℃前後を保てる環境ほど、たくさん産んでくれます。

②日照は13〜14時間

産卵には1日13〜14時間ほどの日照(明るい時間)が必要です。

屋外なら春〜夏は自然に条件を満たしますが、室内や日当たりの悪い場所では足りないことがあります。その場合は照明をタイマーで管理して、明るい時間を確保すると産卵数が伸びます。

③高タンパク・高脂質の餌をしっかり

卵をたくさん産むには、それだけ親に栄養と体力が必要です。タンパク質50%以上・脂質10%以上の栄養価の高い餌を、1日2〜3回しっかり与えましょう。

当店では高タンパクの「リッチ」を使っています。産卵期は特に、餌の量と質が産卵数に直結します。

▶ 当店の高タンパク餌はこちら:リッチB 成魚用餌(親メダカの体力づくりに。針子にはリッチA 稚魚用餌

④オスとメスのバランスを整える

当然ですが、産卵にはオスとメスの両方が必要です。メスがやや多めのバランスにすると、効率よく採卵できます。

目安はオス1〜2匹に対してメス2〜3匹くらい。ただしオスが少なすぎると、繁殖でオスが疲れてしまい、産卵が止まってしまう時がくることがあります。逆にオスが多すぎるとメスが追われて消耗するので、バランスが大切です。

⑤元気で成熟した親を使う

卵をよく産むのは、十分に成熟した、元気な親です。

若すぎる個体や、年老いた個体、体調を崩している個体は産卵数が落ちます。ぷっくりと太ったメスや、しっかり泳ぐ元気な個体を親に選ぶと、たくさん産んでくれます。

産卵を増やす容器・環境づくり

広めの容器でゆったり飼う

親メダカは、広めの容器でゆったり飼うほどよく産みます。

また、広い容器でゆったり飼うとメダカの体も大きく成長しやすく、体が大きいほど産卵数も増える傾向があります。過密だとストレスで産卵が落ちるので、親魚の容器も詰め込みすぎないことが大切です。

水質をきれいに保つ

水質がきれいに保たれていることも、産卵には欠かせません。

水が汚れているとメダカは体調を崩し、産卵どころではなくなります。いつも通り1〜2週間に1回の水換えを続けて、コンディションを整えましょう。

卵をしっかり回収することも大切

毎朝こまめに採卵する

たくさん採りたいなら、毎朝こまめに卵を回収しましょう。

産卵床に付いた卵をこまめに採って別の容器で管理することで、卵をムダなく育てられます。親と同じ容器に置いたままだと、親メダカが卵を食べてしまうので、見つけたら早めに回収するのがポイントです。

産卵床は浮きタイプ+必要なら沈むタイプ

メダカは産卵床がなくても産卵しますが、産卵床があると卵を回収しやすくなります。まずは水面に浮かべるタイプが手軽でおすすめです。

もし浮いている産卵床になかなか産んでくれない場合は、底に沈むタイプを併用してみるのも手です。メダカによっては底のほうで産卵することもあるので、両方用意しておくと取りこぼしが減ります。

産卵数が減ってきたときのチェック

①水温が下がっていないか

産卵が減ってきたら、まず水温が下がっていないか確認しましょう。

朝晩の冷え込みや季節の変わり目で水温が20℃を下回ると、産卵は自然と鈍くなります。逆に、真夏に水温が上がりすぎても産卵数は減ることがあるので、25℃前後を保てているか確認しましょう。

②餌が足りているか

餌が足りているかも見直しましょう。

産卵は体力を使います。餌が少ないと、卵を作るエネルギーが足りなくなります。産卵期はしっかり栄養を与えてください。

③親が疲れていないか

ずっと産み続けていると、親(特にメス)が疲れてくることもあります。

毎日たくさん産むメスは消耗しやすいので、産卵数が落ちてきたら無理をさせず、栄養を与えて休ませてあげることも大切です。

まとめ|産卵数を増やすコツ早見表

水温25℃前後をキープ
日照1日13〜14時間(室内は照明+タイマー)
高タンパク・高脂質を1日2〜3回しっかり
オスメスメスやや多め(オス1〜2:メス2〜3)
成熟した元気な個体を使う
環境広め・水質きれい・産卵床多め
採卵毎朝こまめに回収すると産み続ける

▶ 関連記事:メダカの種親の選び方とペアの組み方|何匹から始める?世代交代まで解説

産卵数を増やすコツは、結局「メダカが産みやすい環境をどれだけ整えてあげられるか」に尽きます。

水温・日照・餌・親の状態を整えて、こまめに採卵する。これを続ければ、シーズン中はたくさんの卵を採ることができますよ。焦らず、親メダカの調子を見ながら進めましょう。

▶ 関連記事:メダカが卵を産まない原因7選 今すぐできる対策とチェックポイント
▶ 関連記事:メダカの産卵床おすすめ種類まとめ|特徴や選び方を初心者向けに解説
▶ 関連記事:メダカの卵の正しい管理方法は?カビ対策・孵化までの育て方を初心者向けに解説!
▶ 関連記事:メダカのオスとメスの見分け方|背ビレと尻ビレを見れば簡単!