メダカの足し水のやり方|夏の蒸発にはカルキ抜きと水換えセットが正解
「夏になると、メダカ容器の水がどんどん減っていく…」
「足し水って、水道水をそのまま入れていいの?」
「足し水だけしていれば、水換えはしなくていい?」
こういった疑問にお答えします。
夏は蒸発で水がぐんぐん減る季節。足し水は欠かせませんが、ポイントは「1割減ったら、カルキを抜いた水を足す」。そして意外と大切なのが、足し水だけに頼らず、水換えとセットで考えることです。
この記事では、足し水のタイミング・カルキと水温の注意点・水換えとの使い分けまで、メダカ専門店の実践をもとに解説します。
足し水のタイミング|「1割減ったら」まとめてでOK
足し水は、毎日ちょこちょこやる必要はありません。当店では、水位が1割くらい減ってきたら、まとめて足すようにしています。
夏は蒸発が早いので、屋外飼育では数日でこのくらい減ることも。水位をときどきチェックして、減ってきたら足す——このくらいの気楽なペースで大丈夫です。
カルキは必ず抜く|「水道水そのまま」はおすすめしません
足し水に使う水は、カルキ抜きをしっかりした水にしてください。
「少量の足し水なら水道水を直接入れても大丈夫」と言う方もいますが、カルキの残り具合は地域によって違います。あなたの地域の水道水のカルキが強ければ、そのままの足し水はメダカにダメージを与えかねません。基本的にリスクのあることなので、当店ではおすすめしていません。
カルキ抜きは、中和剤ならすぐ、汲み置きなら日光の当たる場所に置いておくだけ。くわしいやり方はこちらの記事で解説しています。
当店でも使っている中和剤はこちら。1本あると、足し水のたびにすぐ使えて便利です。
▶ メダカのカルキ抜きのやり方|中和剤と汲み置きの方法・時間の目安を解説
量と水温|1割程度なら時間帯も気にしすぎなくてOK
足す量は、減った分をそのまま足してOKです。
水温との関係で言うと、1割くらいの足し水なら、水温への影響はそこまで気にしすぎなくて大丈夫。足す時間帯も、特に選ばなくて構いません。
気をつけたいのは、一度に3割以上など、大量に水を足すとき。水温が大きく変わってしまうことがあるので、おすすめしません。長期間留守にしたあとなどで足す量が多くなりそうなときは、何回かに分けて入れてあげましょう。
足し水だけに頼らない|夏こそ水換えとセットで
ここが一番お伝えしたいポイントです。蒸発で水が減っても、水の汚れは減りません。むしろ水量が減るぶん、汚れは濃くなっていきます。
実際のところ、「水が1割減っている」ということは、前回の水換えからそれなりに時間が経っているということ。当店では、足し水のタイミングで水換えも一緒にしてしまうことが多いです。
足し水だけで回せるのは、非常に大きな容器で、メダカの匹数が少ない場合に限ります。水が傷みやすい夏場は、水換えがとても重要な季節。足し水と水換えをセットで考えるのが、夏を乗り切るコツです。
▶ メダカ水槽の水換えの正しいやり方と頻度|初心者が迷わないための完全ガイド
まとめ|1割減ったら、カルキを抜いた水を。水換えも忘れずに
夏の足し水は、水位が1割減ったらまとめて・カルキをしっかり抜いた水で・減った分を足してOK(大量に足すときは分けて)。そして足し水だけに頼らず、水換えとセットで——これが当店の実践です。蒸発は夏の自然な現象なので、特別な対策より、この基本の繰り返しがいちばん確実ですよ。
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