メダカの餌やりと水換え、水槽の選び方の間違い5選|初心者がやりがちな失敗と正しいやり方を解説
メダカの飼育で失敗する原因の多くは、実は“餌”と“水換え”“水槽選び”のやり方にあります。
ステップ自体は簡単ですが、ちょっとした間違いがメダカの負担になり、体調を崩してしまうことも…。
この記事では、初心者がやりがちな「餌と水換え、水槽選びの間違い」を5つに絞ってわかりやすく紹介します。
①メダカの餌やりでよくある間違い|餌のあげすぎ問題
メダカは暖かい時期だと餌をあげればあげるほど食べてしまいます。
餌を食べてくれる姿が可愛らしくて、ついついたくさんあげてしまうことがあるかもしれません。
しかし、餌のあげすぎは餌の食べ残しや消化不良にもつながる場合があります。
水槽に残った餌は、水を汚してしまう原因になるので、水換えをしっかりしていかないとメダカが体調を崩す原因になります。
餌を食べ残してしまった場合には、なるべく取り除いてあげるほうが良いでしょう。
浮いている餌のお掃除には網を使ったり、底に沈んだ餌にはスポイトを使ったりするとしやすいです。
この大きいスポイトは、餌の食べ残しだけでなく、糞のお掃除にも使えたり、水槽の底に産み落とした卵を回収したりと、様々な場面で使えるので持っておくととても便利です!
通常よりも長めのタイプもあるので、水槽のサイズに合わせたサイズのスポイトがあるといいですね!
②冬も夏と同じように餌をあげていく
メダカの体温は、水温とほぼ同じになります。
そうなると、暖かい時期は体温が上がってメダカの活性も高くなり、寒い時期は逆に体温が下がりメダカの活性は低くなります。
夏は元気に泳ぎ回り体力をよく使うので、餌をたくさん食べてくれます。
しかし、冬は底の方でじっとして、ほとんど動かなくなっていきます。
当然冬は餌を食べる量は減っていきます。
水温が10℃を下回るようであれば、メダカは餌を食べなくなってしまいます。
それくらい水温がメダカに与える影響は大きいです。
季節(水温)によって餌の量を調節していくのが大切なことがお分かりいただけたでしょうか?
では、適切な餌の量はどれくらいなのか?ということについてもまとめていきます。
メダカにあげる餌の適量とは
メダカに餌をあげる時の目安としては、だいたい2〜3分くらいで食べ切る量をあげます。
そう言われてもどれくらいかが分からないんだよって話ですよね。
動画を撮影してみたので、そちらを参考にしてください!
夏(水温26℃くらいの時)
3匹でもたくさんあげているように感じるかもしれません。
メダカのサイズが大きいことと、産卵をしてもらうために少し多めにあげています。
しかし、これでもしっかり食べきってしまいます!
こちらは、5匹います。
さきほどのメダカよりも少しサイズは小さくなります。
それでも水温が高いので、どんどん餌を食べていってくれます。
意外にもメダカは餌をたくさん食べるのが分かると思います。
冬(水温13℃くらいの時)
こちらは7匹いますが、水温が低いので餌の量は控えめです。
水温が高い水槽で3匹しかいなかった水槽よりも餌を少なくしています。
夏は餌を入れた時にすぐに反応して、みんな一斉に食べていってくれますね!
一方の冬は、ポツポツポツと、非常にゆっくりと餌を食べていっていると思います。
私は毎日の餌をあげている感覚で、この水槽の子達がどれだけ食べられるか分かっているので、なんとなくで撒いていっても大丈夫なのですが、みなさんは慣れないうちは少ない量からあげてみて、自分の家のメダカがどれくらい食べられるのかを検証してみるといいと思います。
うちでは、セリアで売っていた調味料を入れるやつに餌を移して使っています。
これなら穴の数や、開き方を変えることによって、出てくる餌の量を調節できます。
これで少しずつ餌をあげていき、餌の量の感覚を掴んでいってください。
1分しないくらいで食べ切ってしまった場合には、餌が足りないことがあるので、また少し追加であげてもいいでしょう。
水温、メダカの匹数、メダカのサイズによってもあげる餌の量は変わってくるので、試しながら量を変えていってくださいね!
冬の屋外の飼育方法についてまとめている記事はコチラ!
冬の室内飼育での管理方法についての記事はコチラ!
③水換えの回数が多すぎる、少なすぎる
メダカの水換えの頻度は悩みますよね!
お店でお話を聞いていると、水換えが多めの方と、少ない方とどちらもいらっしゃいます。
極端な方は水換えをしていないという方もいます。
どちらかと言えば、水換えの回数が少ないよりかは多い方が失敗は少ないと思います。
とはいえ、水換えの回数が多くなるとメダカもストレスを感じてしまうので、適切な回数をしていくのが望ましいです。
では適切な回数はどれくらいなのかというと…環境によります!
なんともがっかりな答えなのですが、水量やメダカの匹数、サイズ、餌のあげ方、水温、フィルターや水草などの有無など、水質に影響のある要素が多いからです。
そんな中でも一般的な家庭での飼育での答えを出していきますね。
水量が10ℓくらいでメダカ5匹を飼育している環境だとすると…夏は週1回、春・秋は10日に1回、冬は10日~2週間に1回くらいです。
※冬は屋外飼育では、ほぼ水換えをしなくなるので、冬の水換え頻度は室内飼育で軽く餌を与えている状況を想定しています。
一度に換える水の量は、夏は1/3~1/2、汚れがひどいようであれば全換水までしても大丈夫です。春、秋は、1/3~1/2程度の水を換えていきます。冬は、最大でも1/3程度までにしておきましょう。
水換えは、メダカや水の様子を見てできるようになるのが一番ではありますが、初めてで分からないうちは、定期的にやっていく方がいいと思います。
慣れてきて、水換えのタイミングが分かるようになったら、水換えのサイクルを調節していってもいいでしょう。
④ 新しい水をカルキ抜きしていない
水道水には、殺菌のためにカルキ(塩素)が入っています。
そのまま生体のいる水槽に入れてしまうと、カルキが原因でメダカやエビや貝など、水槽内の生き物たちが死んでしまいます。
そのため、飼育に使用する水は必ずカルキ抜きをしなくてはいけません。
カルキ抜きをする方法は2つです。
1つは、カルキ抜き剤を使用する方法です。
カルキ抜き剤を使用すれば、カルキは一瞬で抜けますので、すぐに使用可能になることがメリットです。
また、この商品はカルキ抜きとしての機能だけでなく、魚たちに害になる重金属類も除去してくれたり、ビタミン類を添加してメダカの栄養補給の効果を持つものです。
健康にメダカを育てていくのに便利な商品です!!
もう1つのカルキ抜きの方法は、バケツなどに水を汲み置きして天日干しすることです。
この方法の場合、1日~3日ほど天日干しをする必要があります。
夏場や天気の良い日ほどカルキは抜けやすく、冬やくもり、雨の日ほどカルキは抜けにくいです。
そのため、お金をかけずできる反面、あらかじめ水を準備しておかなくてはいけない点がデメリットです。
また、カルキは見た目ではわからないため、しっかりとカルキが抜けていない場合もあり、そのままの水を使用してしまう事故も起きることがあります。
個人的には、確実にカルキを抜けるカルキ抜き剤を使用するのがおすすめです。
足し水にカルキを抜かない水を使用するのは…おすすめしません!
一部情報発信をされている方の中で、カルキ抜きをしない水をメダカの水槽に足しても大丈夫!と言っている方もいますが、基本的にはおすすめしません。
たしかに、カルキ抜きをしない水道水を直接入れてもメダカが死なない場合もあります。
しかし、少なからずダメージを受けていると思います。
また、地域や時期によってもカルキの量は変わってきます。
他の方のところで大丈夫でも、自分のところでも大丈夫とは限りません。
しっかりとカルキ抜きをした水を使用して、メダカに優しい飼育をしましょう。
⑤容器が小さすぎる
メダカの飼育では、1匹あたり1ℓを用意しましょうとよく言われています。
では、3匹なので3ℓでいいかというと、それでは小さすぎます。
どれだけ匹数が少なくても、7~10ℓは水が入る容器にした方が良いです。
特に初心者の方は、水量を多くしてメダカの匹数を少なくすると飼いやすいと思います。
なぜなら、水量が多いと、水が汚れるスピードがゆっくりになり、水換えのサイクルが長くなるからです。
例えば3ℓの水で飼育をしていくと、2日に1回くらいは半分以上の水換えをしないと維持ができないと思います。
また、狭い容器でメダカを飼育していると痩せやすいと感じています。
水換えを頑張ってメダカが病気にならなかったとしても、痩せていってしまう可能性もあります。
元気にメダカを飼育していくために、あまりにも小さい容器で飼育をすることは避けましょう。
おすすめの水槽
おすすめの水槽としては、ガラスの水槽だとGEXの水槽がおすすめです。
こちらのサイズは、16.5ℓ入りかなりゆったりめに飼育ができます。
飼育に必要なフィルターやエアーポンプもセットになっていますので、すぐにメダカ飼育を始められます。
ひとつサイズを小さくしたものもあります。
こちらは7.5ℓでコンパクトなサイズになっています。
飼育可能数としては、4~5匹くらいまでにするといいと思います。
上見用のシンプルな容器としては、NV13というボックスもよく使用されています。
屋外で飼育する場合には、熱されて水温が暑くなりすぎないように気を付けましょう。
水量は約10ℓです。
安価な容器のため、容器の数を準備したい、初期費用は安くしたい方におすすめの容器です。
少し値段は高くなりますが、こちらの容器は水量が15.5ℓ入るので容量が大きくなります。
また、水を足すと底の糞などと一緒に排水してくれて水換えができてしまうという、水換えを楽にしてくれる機能がついています。
屋外で飼育する場合は、雨で水が溢れてしまうことも防げますので、機能面ではこちらの容器の方が良いと思います。
屋外飼育で暑さが気になる方は、黒の容器でなく、青のジャンボタライもおすすめです。
水量が多くとれるのもあり、暑さが気になる方は、こちらの容器もいいと思います。
サイズが大きいので、水槽を置くスペースに余裕がある方におすすめです。
ただし、青い容器は、メダカの品種によっては、背地反応によってメダカの色が薄くなってしまうので注意が必要です。
メダカにとって過ごしやすい環境を用意してあげよう!
水槽はメダカの家、餌やりはご飯の時間、水換えはお部屋のお掃除です。
お家を綺麗な状態で、しっかりと適量のご飯を食べていってもらわないとメダカも体調を崩してしまいます。
逆に水槽選びや水換え、餌やりを失敗しなければ、メダカが比較的飼育のしやすい生き物です。
とはいえ、初めての飼育では失敗してしまうこともあると思います。
少しずつメダカの飼育も上手になっていくと思うので、一度失敗してしまったからといって諦めないでチャレンジしてみてください!
メダカが弱っているサインとは?原因と治療方法を解説!
元気なメダカ達を飼育できるようになっていただけたら嬉しいです。
初心者の方におすすめのメダカの記事もありますので、どのメダカをお迎えするか悩んでいる方はぜひ参考にしてくださ!
初心者におすすめのメダカ7選