メダカが弱っているサインとは?原因と治療方法を解説!
メダカを見ていて「なんだか元気がない」「これって弱っているの?」と心配になることはありませんか?
メダカは小さくて可愛い生き物ですが、それ故に体調の変化が分かりにくく、気付いた時には弱ってしまっていることもあります。
この記事では、メダカが弱っている時に見られるサイン、その原因、そして治療方法まで、初心者の方でも分かるようにまとめています。
「どうして底でじっとしているの?」「餌を食べない理由は?」など、よくある悩みにも触れながら、今日からすぐに実践できる対策を紹介します。
大切なメダカを守るために、まずは弱っているサインをしっかり知っておきましょう。
メダカが弱っている時のサイン
メダカが弱っている時には、泳ぎ方の変化したり餌を食べなくなったり、メダカの体表面やヒレに異常が現れたりします。
これらの変化を見逃さずに、早期治療をしていけばメダカを救える可能性はぐっと上がります。
逆に、なかなか症状が出ているのに気付けず、治療が遅れてしまうと、小さい生き物であるメダカを救うのは難しくなってしまいます。
おかしいなと感じたら、まずはメダカのチェックをする癖をつけておくと良いでしょう。
よくある症状についてまとめていきますので、しっかりと覚えておきましょう!
ヒレを閉じている
メダカは弱ってしまっている時は、ヒレを閉じて(たたんで)しまいます。
元気な時は、メダカのヒレはピンと張っていますが、体調を崩すと体の線に沿ってヒレが閉じていきます。
見た目としては、ヒレが細くなっていっているように感じるかもしれません。


体調を崩し始めている時に、このような症状が出ます。
なので、メダカの様子がおかしいなと感じた場合には、まずは透明な容器にすくってみて、横からメダカを観察してみてください。
その時にヒレ閉じや病気の症状が出ていることが確認できる場合があるので、異常時にメダカを観察する癖をつけておくと、早期治療に取り掛かれるようになります。
メダカが水面付近、水底でじっとして動かない
複数匹のメダカがいる水槽で、一匹だけ水面付近や底でじっとしている場合には、メダカが弱っている可能性があります。
メダカは本来群れで行動をしているので、一匹だけが別の場所でじっとしていることは少ないです。
いつみても一匹だけが別の場所にいるようであれば、その子が弱っている可能性があるので、病気が出ていないか確認しましょう。
メダカが一匹だけ動かないで底にいる理由は??4つの可能性と対処法
ただし、冬になるとメダカ達は、水底に集まりじっとして動かなくなることがあります。
これは、寒さに耐えるために、水槽内でも温かい水が溜まっている水底に集まっているのです。
なので、冬にみんなで底でじっとしている場合には、特に問題はありませんので安心してください。
餌を急に食べなくなった、食いつきが悪い
ついこの間までは元気に餌をたくさん食べていたのに、急にメダカが餌を食べなくなってきた時は注意が必要です。
本来メダカは、暖かい時期には常に餌を探し回り、なにかしらの餌を食べていることが多いです。
そのため、元気であれば餌をどんどん食べていってくれます。
しかし、体調を崩してしまっている場合には別で、食欲が落ちていき、餌をほとんど食べなくなります。
また、食べているように見えても、餌を吐き出してしまっている場合があります。
この状態が続いてしまうと、どんどんメダカが痩せていって体力がなくなっていってしまうので、非常に危険です。
まずは、メダカの様子を横から観察してみて、病気がないか確認が大切です。
異常がない場合は、水が汚れてしまっていることもあるので水換えをしていくのも対策になると思います。
泳ぎ方がおかしい(ふらつく、ものすごい早さで暴れる、くるくる回る)
体調を崩しているメダカは、泳ぎ方にも変化が出てきます。
例えば、ふらふらと泳いでいる場合。
ここまできているとだいぶ危険な状態です。
ふらふら泳いでいる状態は、痩せてしまっていたり、病気がかなり進行している状態のことが多いです。
痩せてしまっている場合には、人工の餌を食べるのが難しくなってきていると思うので、生餌を食べてもらえると少しずつ回復する可能性があります。
ミジンコやゾウリムシなどを餌として与えていくと良いでしょう。
病気が進行している場合には、治療に専念していきます。
他にはものすごいスピードで暴れたり、くるくるその場で回ってしまっている場合です。
猛スピードで泳ぐ時には、水質が悪化している可能性があります。
まだそこまでメダカは弱っていないかもしれませんが、そのままの水で飼育を続けていると、次第にメダカが弱り始めていきます。
この場合には、まずは水換えをしていき様子見で良いでしょう。
エラが開いている
他のメダカと比べて、メダカのエラが開いているような場合も注意が必要です。
これは「エラ病」と言われる症状です。
メダカを上から見ると分かりやすいのですが、エラが通常よりも外側に開いていて、どこかメダカの呼吸も辛そうにパクパクしているように見えます。
原因としては、水質悪化や寄生虫、細菌感染です。
治療方法としては、寄生虫が原因であれば寄生虫に効く薬が、細菌感染が原因であれば細菌に効く薬が有効です。
しかし、どちらが原因でエラに異常が出ているかが分からないため、まずは塩浴で様子見をしていくのが無難だと思います。
塩浴の仕方はこちらの記事の項目を参考にしてください
痩せてしまっている
メダカは体調を崩していると、少しずつ痩せていくことがあります。
これは、食欲がなくなったり、餌を食べてもうまく吸収できなくなっていたり、食べているように見えても吐き出してしまっていたり…。
いずれにせよ、体調を崩していてメダカが栄養補給をできていない状態です。
痩せていっているメダカの姿としては、頭でっかちになって、体の線が細くなっていったようになります。
例えるならおたまじゃくしのようになっていきます。
病気の症状が出ているようであれば、まずは治療を優先していきます。
症状が治まってきたら生餌も併用して給餌をしていくと、少しずつ復活していきやすいです。
ただし、生餌たちは塩浴や薬浴中は使用できないので、使用する際には真水に戻してからにしましょう。
メダカが弱ってしまう原因
メダカが弱る原因は様々ありますが、主には水質悪化や環境の急変、ストレスなどによるものがほとんどです。
これらがなるべく発生しないようにしてあげると、メダカも体調を崩してしまうことが少なくなると思います。
それでは、具体的にどのような部分に気を付けていくべきか、解説をしていきます。
水質の悪化
一番メダカが弱っていく原因で多いのが水質の悪化です。
これが起きてしまう原因としては、水換えが遅かったり、餌をあげすぎていたりが多いです。
水換えはメダカ飼育においても非常に重要な意味を持ちます。
メダカは水換えをしなくても飼えると言う方もいらっしゃいますが、多くのケースではそれで飼育を継続していくことは困難です。
例外としては、大きな容器でメダカをごく少数で飼育をしているなどの場合は、水換えをほとんどしなくても飼育もできるでしょう。
しかし、そのような飼育をしている方は少なく、実際はしっかりと水換えをしていかないと維持できない場合がほとんどです。
個人的な意見としては、水換えをしっかりしていけていれば、大きな失敗は少ないと感じています。
水換えのタイミングを見極めるのが難しい場合には、決まった周期で水換えをしてしまってもいいと思います。
水は、メダカにとってお家であり、食事をする場でもあり、トイレをする場でもあります。
水が綺麗な状態でないとメダカが病気になってしまうのは当然だと言えます。
また、餌のあげすぎにも注意が必要です。
メダカは餌をあげるとどんどん食べていってくれるので、餌やりが楽しくなって、ついついあげすぎてしまう方もいるかと思います。
しかし、メダカは無胃魚といい、胃がない魚なので食い溜めができません。
食べ過ぎてしまった分はうまく吸収されずに排出されてしまいます。
食べ残しだけでなく、糞も水槽を汚していく原因です。
メダカを可愛がっていただくことはとても良いことですが、適切な量の餌やりは、メダカを健康に育てるためにも非常に重要です。
メダカの餌やりや水換えの失敗しやすいポイントについてまとめた記事もありますので、ぜひ参考にしてください。
メダカの餌やりと水換え、水槽の選び方の間違い5選
水温・環境の急変
メダカは水温=体温です。
そのため、水温が急激に変化をすると、メダカが弱る原因になります。
例えば、水換えの時に元の水槽の水の水温と、新しく入れる水の水温が大きく離れている場合などは、メダカに負荷がかかってしまうことになります。
そのため、水換えの際には、なるべく水温が同じくらいの水を用意して、水換えをしてあげましょう。
また、春先や冬などは、日中によく日が当たると、容器や置き場所によっては水温が高くなることがあります。
しかし、朝晩は冷え込むので、今度は水温がぐっと下がります。
その一日の中での寒暖差が大きくなればなるほど、メダカにとってはストレスがかかることになります。
他には、梅雨や秋雨などの雨の季節も注意が必要です。
大量の雨がメダカの容器に降り込むと、水槽内の水質が大きく変化します。
水温がぐっと下がったり、phが急激に変化したりすると、これもメダカにとっては負荷です。
このように、様々な要因がありますが、水質(環境)が急激に変化していくと、メダカが弱ってしまう原因になりますので、なるべく変化が大きくなりすぎないように注意をしてください。
環境の急変があった後には、特にメダカの様子をよく観察してあげて、病気が出ていないか見てあげましょう。
新しくメダカを追加でお迎えした時
新しくメダカを追加でお迎えした時にも注意が必要です。
同じ水槽にメダカを追加する時に、片方(元にいたメダカ、追加するメダカ)が体調が悪い状態だと、他のメダカにもうつっていってしまい、追加したメダカ共々体調を崩していくことになります。
ポツポツとメダカが死んでいってしまう水槽に新しくメダカをお迎えしたら、追加の子も一緒に死んでいってしまうことがあります。
逆に、元気だった水槽に体調の悪いメダカを入れてしまうと、元にいた元気な子が体調を崩すこともあります。
水槽にメダカを追加する場合には、どちらも元気であることが条件です。
心配な方は、追加でお迎えする子は別の水槽でしばらく飼ってみて、異常が出ないか確認してから、元の子と混ぜるようにすると安心です。
より丁寧に見るのであれば、薄い薬浴をさせておくと、病原菌を持ち込まなくて済むようになります。
弱っているメダカを見つけた!すぐにできる応急処置
メダカは体が小さい生き物なので、完全に弱ってしまってからの復活は難しいです。
そのため、早期発見、早期治療がとても重要になります。
まずは、上記でまとめている弱っているサインを見逃さないように、普段からしっかりとメダカの観察をするようにしてくださいね。
その上で、万が一メダカが弱っているのを見つけた場合には、すぐに処置をしていただくのが大切です。
それぞれの処置方法についても解説をしていきます。
メダカの負担低|水換えをする
水質の悪化が原因であれば、水換えをしてあげるだけでもよくなることがあります。
初期のヒレ閉じや餌食いが悪くなった時など、比較的弱り始めの段階であれば回復することもあります。
メダカにとっても負担は少ないため、まずは様子見で水換えをしていくと良いでしょう。
なんとなくいつもよい元気がないかも?というレベルの時は、まず水換えをして清潔な水にしてみるのも良いと思います。
メダカの負担低|塩浴をしてみる
塩浴をしてみるのも初期症状への対策としては非常に効果的です。
塩浴の役割としては、浸透圧調節を楽にしてあげることで、メダカの体が楽になったり、寄生虫や細菌を弱らせたりする効果です。
使用する塩はご家庭にある食塩で問題ありませんので、魚病薬がない場合でもすぐに対処ができるのもポイントです。
ただし、塩浴の効果は限定的で、病気への直接的な効果としては薬の方がやはり高いので、明確に病気の症状が出ている場合には、薬浴をしてあげましょう。
塩浴の仕方はコチラの記事内にあります
ちなみに、食塩をメダカ用に使うのが心配な方には、メダカ用に販売されているお塩もありますので、そちらを使用してください。
メダカの負担中|薬浴をする
なんとなくメダカが弱っているかも?という時には、水換えや塩浴で対処をしておくのが良いですが、明確に病気の症状が出ている場合には、薬をしっかりと使ってあげましょう。
薬には寄生虫や水カビに効く薬、細菌に効く薬と、それぞれ効果のある薬が異なります。
様々な病気の症状について解説している記事はコチラ
病気の種類に合わせて薬を使用していってください。
この2種類の薬を持っていれば、様々な病気に対応できるので、できれば事前に準備をしておくと、万が一病気が出てしまった時にもすぐに対処できるので、生存確率をあげることができます。
前もって準備をしておくことをおすすめします。
メダカが弱ってしまわないように気を付ける!弱ったサインを見逃さない!
メダカは幅広い環境に対応できる強いお魚です。
しかし、一方で一度弱ってしまうと回復は難しいところがあります。
なので、基本としては、メダカが弱らないように、しっかりと水換えをする、餌は適量に抑える、環境を急変させない、こういったことが大切になります。
しかし、それでもメダカは弱ってしまうこともあります。
その時にすぐに気付いて対処ができれば、助けられる確率がグッと上がります。
普段からメダカのことをしっかりと観察をしていただき、メダカに異常が出ていないかを確認していってくださいね!
まずはメダカを弱らせない!これがとても大切です。
病気が出てしまったらすぐに対処できるように、お薬は常備しておくと、万が一の時に焦らず対処できます。
ぜひこの機会に、お薬を準備しておいてくださいね!
メダカの飼育相談などについては、メダカ屋えんの公式LINEからお問い合わせください。
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