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メダカの稚魚の成長が遅い原因とは?大きくならない時の対処法まとめ

メダカの稚魚を育てていると、「他の子より小さい」「なかなか大きくならない」と感じることがあると思います。
稚魚の成長が遅い原因は、餌や水温、飼育環境によるものがほとんどです。
この記事では、メダカの稚魚が大きくならない主な原因と、今日からできる改善ポイントを分かりやすく解説します。
生まれてきてくれた稚魚たちの成長をしっかりとした管理でサポートしていきましょう。

メダカの稚魚が大きくならない理由

メダカの稚魚が大きくならない原因は、個体差である場合もありますが、基本的には環境要因がほとんどです。
成長が遅くなってしまう原因には、餌や水温、飼育容器の大きさ、水質などがあります。
それぞれ何が問題になって成長が遅くなってしまうのか、詳しく解説をしていきます!

餌の量、回数が少ない

水温が25℃くらいある暖かい時期には、メダカには餌を1日2~3回あげましょう。
メダカは実は胃がないお魚で、いわゆる食い溜めができません。
そのため、一度にたくさんの餌をあげたとしてもうまく体に取り込める量には限界があります。
そのため、こまめに餌をあげていく方がメダカにとっては大切ということです。
メダカはだいたい2~3時間程度で餌の消化をしますので、このタイミングに則ってこまめに餌をあげていくと、より成長が早くなります。
夏であれば、少なくとも朝晩の2回は餌をあげたいですね。
餌の回数を増やすのが難しいようであれば、ミジンコなどの生餌をつかうのもおすすめです!

メダカにあげる餌の量の目安は、だいたい2~3分程度で食べきる量になります。
しかし、メダカに餌をあげてみると、意外にもたくさん食べることがわかります。
一度餌をあげてみて、1分にも満たない程度で餌を食べきってしまうようであれば、餌の量が少ないです。
この場合には、同じくらいか少し少ない量をもう一回あげておくと良いでしょう。
餌のあげすぎは水を汚してしまうので良くないのですが、足りないのもそれはそれで問題ですので、適量を感覚でつかめると良いですね!
少し餌を入れて、また少し入れて、さらに少し入れて…これを繰り返してみるとどのくらいでメダカが餌を食べなくなるかが分かると思います。
その目安を元に、食べ残しが出ないくらいの量をしっかりとあげていくと、成長スピードも変わってくるはずです。
でも…餌やりがメダカの飼育で一番難しいポイントだと思います。
多くても少なくてもダメなので、その適量を知るのがなかなか難しいです。
万が一あげすぎて餌が残るようであれば、回収しておくようにしましょう。

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餌のサイズが合っていない

メダカの餌でよく販売されているものでは、針子(稚魚)用、若魚用、成魚用と分かれていることが多いと思います。
成分は同じだけれども、餌の粒のサイズが違ってくるという商品が多いです。
餌のサイズはなぜ重要かというと、口に入る最大サイズの餌を使っている方が成長スピードが良くなるからです。
なので、メダカのサイズを見ながら餌のサイズを大きくしていくことで成長スピードをアップさせることができるわけです。
例えば、若魚サイズのメダカに対して、いつまでも針子用のパウダー状の餌を使っていると、成長スピードは落ちてしまうのです。
この時は、針子用の餌から若魚用の餌にサイズを変えていく必要がありますね!

餌のサイズを大きくする時には、そのサイズの餌を水槽内のメダカ全員が食べられることが重要です。
サイズを大きくして一番小さい子が食べられないようであれば、ますます他のメダカとサイズ差ができてしまいます。
餌の粒にサイズについての詳しい記事は以下のリンクから確認をしてください。

メダカの餌の粒の大きさで成長スピードが変わる

餌の栄養価が低い

餌の成分も成長に非常に重要です。
特にタンパク質は成長にとって重要な成分になります。
色々な所でメダカの餌は販売をされていて、ダイソーやセリアなどの100均でも販売されているくらいです。
安い餌と高い餌でどこが違うのかというと、栄養価の高さが違います。
餌の袋にはどこかに栄養成分が記載されていますので確認をしてみてください。
一般に、タンパク質が50%以上あると高タンパクの餌と言われています。
逆に40%前半~30%後半の場合は低タンパクの餌と言われます。
安い餌の場合は、だいたいがタンパク質が低くなりがちです。
成長スピードを考えると、少し値段が高くなっても高タンパクの餌を使うのがおすすめです。
高いといっても500円くらいまでの餌がほとんどですからね!
ちなみに当店ではリッチという餌を使っていて、タンパク質は54%以上というかなりの高タンパクの餌になっています。
ぜひ一度試してみてくださいね!

当店でも使用している餌「リッチ」のご購入はこちら!

水温が低すぎる

同じように管理をしていても水温が低いと成長が遅くなります。
例えば夏と秋で比べると、秋はかなり成長スピードが遅くなり、11月頃になる頃には稚魚はほとんど成長しなくなってしまいます。
なので、稚魚を成長させることを考えるのであれば、暖かい時期になるべく大きくしていくのが大切になります。
寒い冬の時期にも稚魚を成長をさせていくためには、暖かい環境にしてあげる必要があります。
だいたい25℃くらいあると稚魚はよく成長するようになってくれます。
水温が低すぎる場合にはヒーターで加温をしてあげましょう。


稚魚の成長スピードが気になる場合には、水温のチェックもしてみましょう。

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飼育容器が小さいすぎる、飼育密度が高すぎる

メダカは自分がいる環境の広さによって成長スピードが変わります。
小さい容器であればその分成長が抑制をされてしまいますし、逆に広い容器だとぐんぐん成長していきます。
メダカの卵を孵化させる時に、1ℓ程度の小さな容器を使う方が多いのですが、この状態で飼育を続けると成長がとても悪くなります。
生まれたての稚魚といえども最低でも5ℓ以上、できれば10ℓ以上ある容器を使うのがおすすめです。
もちろんもっと大きい容器が用意できるようであれば、なお良いです。

容器の大きさもそうですが、飼育密度も低くすることも大切です。
いくら大きな容器を使っていても過密飼育になっているようだと成長スピードも遅くなります。
生まれたての稚魚の場合でも成長スピードを意識するのであれば、1ℓあたりに1匹くらいにする方が良いです。
1ℓに1.5匹くらいになると、若魚くらいになってきた時に成長が遅くなるので、そうなった場合には飼育容器を分けてあげましょう。
小さい稚魚であっても飼育容器の大きさや飼育密度を意識することで成長スピードが変わっていきますので、見直してあげましょう。

水質が悪い状態が続いている

稚魚であっても水質が悪くならないように水換えをしてあげる必要があります。
メダカをたくさん育てている業者さんでは、ある程度大きくなるまで水換えをしないというケースもあります。
しかし、これはその分飼育容器も大きい場合がほとんどです。
一般家庭で使われているような容器サイズではこうもいきません。
稚魚サイズのメダカに使われている容器は小さめが多いと思います。
その場合には、ある程度水換えをしていかないとすぐに水が汚れてしまいます。
稚魚のうちは餌の食べ残しも多いのも水が汚れやすいです。
食べ残した餌を回収したり、糞をしっかりと水換えの時に取り除いてあげましょう。
こまかい部分のお掃除には大き目のスポイトを使うと掃除がしやすいです。



水質が悪いと稚魚も食欲が落ちてしまいますし、病気にもなります。
そうしたら、餌もあまり食べなくなってしまうので、当然成長もしなくなります。
それどころか死んでしまう可能性もあります。
稚魚のうちは水換えもしにくいでしょうが、しっかりと水換えをしていくようにしましょう。

成長が遅い稚魚は先に大きくなったメダカに追いつく?

同じ水槽で飼育をしていた稚魚たちでもいつの間にか成長スピードに差が生まれることがあります。
これは正直どうしてもそういうようになってしまいます。
では、そうして成長が遅れた子は先に大きくなった子に追いつくのでしょうか?
結論としては、いずれ追いつくことはあるのですが、かなり時間がかかります。
また、場合によっては小さい子は成長が止まって追いつけないこともあります。
体の大きさに差がある子同士が水槽にいると、小さい子の方はストレスによって成長が抑制されることがあります。

成長の早い個体と水槽は分けた方がいい?

成長スピードに差が出ていて、明確にサイズ差が出ることがあります。
この場合は水槽に空きがあって分けられるようであれば、サイズ別で水槽を分けてあげた方が、それぞれの成長が良くなります。
飼育密度が下がることと、体格差があることへのストレスが減るので、結果的に成長スピードが上がります。
また、あまりにサイズ差ができるようであれば、体の大きい子が小さい子を追いかけてしまうこともあります。
追われている方が弱っていってしまうこともあるので、この場合は容器を分けてあげるようにした方がいいでしょう。

稚魚の成長を早めるために大切なこと

稚魚の成長を早めるためには、餌、水温、飼育容器、飼育密度、水質管理が重要です。
これらの要素をうまく管理できるようになれば、きっと稚魚の成長スピードも変わってくるでしょう。
一番意識していただきたいのは、飼育容器の大きさですね!
たくさんの方にご質問をいただく中で、飼育容器が小さすぎるからうまく育っていないと感じることが多いからです。
それでも稚魚の育成に悩んでしまうことがありましたら、メダカ屋えんの公式LINEからご質問してくださいね!
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