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冬でもメダカは繁殖できる?室内で卵を産ませる条件と成功のコツを解説!

冬になると気温が下がり、屋外飼育のメダカは冬眠モードに入ってしまい、お世話することがなくなり寂しいですよね。
やはり「冬でも卵を産ませたい!」「室内なら繁殖できるの?」と悩んでいる方も多いと思います。
結論から言うと、冬でも室内環境を整えればメダカの繁殖は可能です。
ただし、屋外飼育の繁殖とは違い、水温、照明などの飼育環境を準備してあげる必要があります。
ここを間違えてしまうと「全然産卵しない」「卵を産んでも育たない」という失敗につながってしまいます。
この記事では、冬の室内飼育でメダカを繁殖させるための条件、具体的なやり方、よくある失敗と対策まで、実際の飼育経験をもとに分かりやすく解説をしていきます!
冬でも元気に卵を産んでくれる環境を整えていきましょう!

冬でもメダカは繁殖できる?【結論】

早速結論ですが、冬でもメダカの繁殖は可能です!
ただし、しっかりとメダカの繁殖に適した環境を整えてあげる必要があります。
メダカの繁殖の条件としては、日照時間が13時間以上、水温が20℃以上です。
この環境を人工的に準備してあげればメダカは冬でも繁殖をすることができます。

屋外飼育での繁殖の時と比べて、安定した環境を準備してあげることができるので、メダカにとっては環境の急変が起きず過ごしやすくなります。
一方で、その環境を準備するためには照明やヒーターなどの暖房器具が必要になるので、電気代などもかかってくるのはデメリットとなります。
しかし、冬の間でもメダカの繁殖ができるので、寒い時期でもメダカの飼育を存分に楽しむことができます。

冬の室内繁殖で大事な水温管理

冬の繁殖でとても大切になるのが水温の管理です。
当然ですが、何もしないと水は冷たいままなので、メダカの活性は低く、産卵どころか餌をほとんど食べないような状態になります。
水槽用のヒーターやエアコンでの暖房などで水槽の水温を高くしてあげる必要があります。
それではここからは、水温管理について解説をしていきます。

理想の水温

メダカの繁殖条件では、水温が20℃以上となっています。
しかし、この下限の水温の場合だと、繁殖は少し難しいです。
ある程度活性が高くして餌をしっかり食べてくれるような環境にするために水温はもう少し高くしていきます。
具体的には25℃以上は水温がほしいところです。
20℃くらいだと少し活性が低く、餌を食べるには食べるのですが、繁殖にはやや物足りないです。
また、うまく産卵のスイッチが入らない可能性もあります。
せっかく繁殖を狙っていくのであれば、より確実な繁殖スイッチのラインに持っていく方が良いです。
メダカにとっては25、6℃くらいが適温で、このくらいはよく餌を食べてくれます。
このくらいの水温を目安に水温を上げていきましょう。

水槽用ヒーターは必要?

結論!ほぼ必須です。
たくさんの水槽を加温していくような状態でないようであれば、水槽用ヒーターを使用します。
水槽用ヒーターには、温度固定タイプと可変タイプがあります。
固定タイプの方が安いのでヒーターにお金をかけたくない方は、温度固定のヒーターにしましょう。
こちらのテトラのヒーターが26℃の温度固定の中では安いので、うちでは採用しています。



ちなみにテトラからはメダカ用ヒーターとして温度固定ヒーターが販売されていますが、これは設定温度が23℃のため、繁殖用としてはイマイチです。
使用する容器によってはもう少し温度が低くなることもあり、繁殖用であれば26℃タイプの方が良いです。


しかし、できれば温度可変のヒーターを購入いただくのがおすすめです。
これは、春に屋外にメダカを出す際に、徐々に水温を下げながら外の水温に合わせていくことができたり、より高い水温で加温してヒレを伸ばしていく育成をしたりダルマメダカの繁殖を狙ったりと、用途が幅広いので、結果的には可変タイプの方が使い勝手はいいと思っています。
うちではGEXのヒーターが安くて使いやすいので、ずっと愛用しています。


ちなみに、エアコンの暖房でも水温を上げていくことはできるのですが、半袖でも暑いくらいまで室温をあげていかないと水温が上がり切りません。
ご家族がいる場合には、なかなかそのレベルの暖房をつけ続けるのを許してもらえないでしょう。
もちろん、水槽が多くなれば部屋ごと暖房で温める方が効率的になります。
ただし、一日中エアコンを回し続けることになるので、かなりの電気代がかかることは覚悟してくださいね。

実際の失敗例

以前暖房で部屋ごと暖めて繁殖にチャレンジした時は、設定温度が低すぎて、水温が22℃くらいまでしか上がりませんでした。
やはりその時は、卵を産んでくれるメダカと全然産まないメダカと、うまく産卵スイッチが入りきらないことが多かったです。
水温はもう少し高めにしていかないと不安定だったので、結局もっと暖房の設定温度を上げて水温を上げるようにしました。
ケチらずにしっかりと水温を高めていくのがおすすめです。

室内暖房の効率化のための断熱について

水槽用ヒーターではなくて、室内丸ごとをエアコンの暖房で温める場合には、より効率的にしておきたいですよね。
寒さは窓から来るので、窓付近の断熱をしっかり考えたいところです。
うちでは、ベランダ窓のところには断熱カーテンを取り付けています。



正直どれだけ変わるもんかと半信半疑だったのですが、全然違いました!
カーテンレールから床まで垂らすようにすると、窓の下側からの冷気もシャットアウトできます。
これだけでも暖房効率が変わりそうなので、ぜひ試してみてください!

室内繁殖に必要な光の条件

メダカの繁殖には水温の他に日照時間も必要です。
日照時間は12時間以上あるとメダカのスイッチが入り始めます。
室内での繁殖の場合には、照明の時間にのよってこの条件をクリアさせていきます。
必要な照明の時間と、照明の強さについて解説していきますね!

照明の点灯時間

メダカの産卵スイッチが入り始めるのが、日照時間で12時間以上となります。
しかし、ぎりぎりの12時間あたりだとスイッチが入らない個体も出てきてしまうので、照明の時間は14時間で設定をしています。
14時間くらいあればほぼ確実に光の時間の条件はクリアできるので、長めに設定しておきましょう。

照明の強さ

メダカの産卵のために必要な光の強さは150ルクスです。
…どれくらいって感じますよね?
厚生労働省が定める基準によると、付随的な事務作業(袋詰め等の文字を読んだり、資料を細かく識別する必要のないもの)をする時に150ルクス以上の明るさが必要とされています。
つまり読書やパソコンの作業をするにはちょっと暗いかなってくらいみたいです。
リビングや書斎、玄関などの全体照明も150ルクスくらいです。
イメージとしはこれくらいの明るさで、以外にもそんなに明るさは必要がないように思いますよね。
しかし、同じ照明であっても、照明からの距離が離れるとこのルクスの値は下がっていきます。
なので、リビングの照明だけだとメダカの水槽には足りない可能性が高いです。
メダカには水槽用の照明を準備してあげましょう。
ちなみにうちでは、90センチ用の照明を使用して複数の容器を照らしています。
照明はスチールラックに100均で購入したS字フックを使って吊るしています。



複数の水槽でやる場合には、大きめの照明を購入して、まとめて照らす方がたくさん照明を買わなくて済むのでおすすめです!

おすすめの照明

うちではこの90センチ用の照明を使っています。


タイマー機能付きの照明にしては価格は安いです。
既に4年ほど使っていますが、特に問題は起きてないですね。
ただタイマーは12時間までしか設定できないので、繁殖用でこの照明を使用する時にはこのタイマーは使えないのでご注意ください。
14時間の点灯で自動でON OFFしてもらうために、タイマーを別で購入して付けています。



普通の飼育の時にはこの照明だけでタイマーでのON OFFができるのでとても便利です!

この照明は、白以外にも赤や青、緑などの色も出しています。
容器によってはそれが反射してしまうので、色味が気になる方には合わないかもしれません。
ガラスの水槽のところでは気になりませんが、トロ舟のところでは色々な色が反射してしまいます。





色々な波長の光を出すことで、少しでも太陽光に近いような色合いになっています。
白だけのLEDだと青系の波長が極端に強く、赤系の波長は弱くなります。
少しでも色々な色の波長が出ることで、より自然光に近付けてあげることができるということですね!

冬の室内繁殖のための環境作り

室内飼育は屋外飼育と比べて様々な準備が必要になります。
ヒーターや照明については先に解説をしましたので、他にも必要な容器やエアレーション、産卵床などうちの飼育環境を紹介しつつ、解説をしていきます。

室内飼育での容器選び

まずは大切な容器選びから!
容器は基本的には大きければ大きいだけいいのですが、室内飼育ではそんなに大きな容器は準備できませんよね。
可能な範囲での大きめということで、10〜20ℓくらい入る容器を準備できればと思います。
あまり小さい容器だと水が汚れるスピードも早かったり、狭いことでストレスを受けて産卵をしないこともありますので、ある程度の水槽のサイズは準備していきましょう。
ガラス水槽では、GEXのこちらの水槽を使用しています。



エアレーションやスポンジフィルターがセットになっているため、あとは照明とヒーターを準備していただければ繁殖をスタートさせることができます。
また、エアーの流量を調節できる弁がついているので、強い水流を嫌うメダカにとって過ごしやすい環境を作りやすいのでおすすめの飼育セットです!
その他にはトロ舟やトロファスト、NV13、NV22といったプラスチック製の容器も使用しています。








水槽用のヒーターの使用にはガラス水槽での使用が基本となっていて、プラスチック製の容器での使用はメーカーとしては禁止されています。
ただ、実際はプラスチック製の容器でも使用されている方も多いです。
メーカーとしては推奨されていないことになりますので、自己責任でということになりますね。
水槽用のヒーターの使用での事故は家事にもつながることですので、使用方法にはくれぐれもご注意ください。

エアレーション、濾過

屋外飼育と違って、室内飼育ではエアレーションは必須です。
濾過装置も付けるかどうかは選択でいいとは思います。
濾過装置まで付けていただくと、より水は綺麗に維持しやすいのでつけられるのであれば越したことはないですね!
室内だとエアレーションを入れないと水は止まったままの状態になってしまいます。
止まったままの水は傷みやすいため、水をエアレーションで動かしてあげる必要があります。
うちの環境では、大きめのエアーポンプを使用して、複数の水槽に分岐してエアレーションを行っています。



エアーポンプには水心SSPP-2Sを使っていて、これで最大9つの水槽でエアレーションをしています。



エアレーションを分岐する時には、複数口ついているコックを使用しています。



10方コックにはエアーチューブを切って繋いでいきます。



これを元にエアーストーンを使用したり、GEXの水槽についているスポンジフィルターを使用したりしています。
エアレーションをする際には、メダカが流れに逆らって泳ぎ続けなくても良いように、水流は弱めになるよう調節をしてあげましょう。

産卵床

メダカは水面付近に浮いているものに主に卵をつけてくれます。
そして残念ながら自分で産んだ卵も子どもも親メダカは食べてしまうので、卵と親は別の水槽に分ける必要があります。
採卵の方法は色々とあるのですが、卵のついた産卵床を孵化させるための水槽に移動させるか、卵を産卵床から外して採卵するのがおすすめです。
産卵床は水草でもいいのですが、水草だと枯れてしまったり、卵がどこについているのかが分かりにくかったりします。
そのため、人工の産卵床の方がおすすめです。
自作もできますし、既製品を購入することもできます。



自作の場合にはセリアやダイソーで自作のためのセットが販売されていますので、そちらを購入するのが良いと思います。
こういった産卵床を浮かべておいてあげると、自然と産みつけてくれますので、産みつけるまでしばらく待ちましょう。

冬の室内繁殖「成功までの流れ」

冬のメダカの繁殖の条件や必要なものは分かったかと思います。
ここでは、実際に繁殖をしていくまでの流れを解説します。

①水槽をセットしてメダカを迎え入れる
②温度と照明の調整
③産卵床を入れて採卵
④卵の管理
⑤孵化、稚魚の育成

こういった流れになっていきます。
もしうまく産卵してくれないなと思ったら、こちらの記事も参考にしてください。

メダカが卵を産まない原因7選 今すぐできる対策とチェックポイント

水槽のセットとメダカの導入

まずは水槽のセットをします。
繁殖を目的とする場合には砂利や飾りなどは入れずにシンプルな水槽にしている方が卵を見つけやすくておすすめです。
カルキを抜いた水を水槽に入れたら、水合わせをしてからメダカを迎え入れます。
冷たいところにいたメダカを加温して繁殖させる場合には、ヒーターを入れる前の冷たい水の状態で水合わせをして、徐々に水温をあげていくのが水温差が少なくメダカの負担が小さくなります。
逆に既に温かいところにいたメダカを繁殖させる場合には、ヒーターで水温を高めた水をベースに水合わせをします。
このように元いた水温と近いところで水合わせをしてお迎えしていきましょう。

温度と照明のセット

水温は25、26℃くらいがおすすめです。
温度固定のヒーターの場合には、その温度をヒーターを用意します。
可変タイプのヒーターであれば設定をしてください。
そして必ず確認をしていただきたいのが設定温度通りに水温が上がっているかです。
水量に対してW数が小さいヒーターを使うとずっと温度が上がりきらないので、水槽のサイズにあったヒーターを必ず準備してください。
また、ヒーターが暴走をして水温が熱くなりすぎることもあるので、必ず水温計で確認をするようにしてください。

上見で見やすいタイプ水温計



横見で見やすい水温計



続いて照明は、14時間の点灯時間になるように設定をします。
人力でスイッチをON OFFできなくもないのですが、毎日決まった時間にスイッチを押すのは大変なのでタイマーを導入してしまった方が良いです。
こちらのタイマーで一度設定してしまえば、それで終わりなので楽ですよ!



水槽から照明はあまり離しすぎないようにしましょう。
すぐ真上くらいに照明はセットしてあげましょう。

産卵床を入れて採卵!

メダカの産卵は主に明け方になります。
産卵をした後、しばらくメスはお腹に卵をぶら下げたまま泳いでいます。
この状態で無理に取ったりせず、メダカが自然と産卵床に卵を産みつけてくれるのを待ちましょう。
メダカを抑えて採卵する方法もなくはないのですが、メダカが傷ついてしまう危険があるのでおすすめしません。

卵の管理

採卵した卵も加温されている温かい水のところで管理をします。
冷たい水に入れていると、冷たさで卵が死んでしまいます。
よくある方法としては、タッパーなどのプラスチックの容器を大きな水槽に浮かべて温める湯煎方式です。
これである程度は小分けにして卵を管理することができます。
採卵した卵はカビていってダメになってしまうことがあります。
カビた卵や無精卵の卵は白く濁り、モヤモヤしたカビが段々とできてきます。
カビ対策にメチレンブルーを卵を入れている容器に入れるのも有効です。



カビは他の卵にもうつってしまうので、もしカビた卵がある場合は取り除くようにしましょう。
卵を管理している容器もできれば、ポツポツくらいでいいのでほんとに軽くエアレーションをしておくと良いです。

メダカの卵は25℃の水温であればだいたい10日くらいで孵化します。
卵はよく見てみると目ができて、体ができて、そして孵化します。
肉眼でも変化を感じることもできるので、ぜひ毎日観察してみてください。

詳しくは、卵の管理方法の記事を書いていますので、そちらの記事も参考にしてください!

メダカの卵の正しい管理方法は?カビ対策・孵化までの育て方を初心者向けに解説!

針子、稚魚の管理

生まれてすぐの小さな子は、針のように細いため針子と呼ばれています。
そこから少し大きくなって細さがなくなってくると稚魚と呼ばれます。
針子、稚魚の時期の管理でとても大切なことは、水質を急変させないこと、餌をしっかり与えること、狭すぎる容器で飼わないことです。

生まれてすぐの時期の針子は、水質の急変にとても弱いので、水槽の移動をする場合には特に丁寧に水合わせをしてあげないと、簡単にショック死をしてしまいます。
水質が急に変わらないように気をつけましょう。

針子の時期で多い死因の一つに餓死があります。
生まれてすぐはヨークサックと呼ばれる栄養が詰まった袋を持って生まれてくるので、2〜3日は餌を食べなくても大丈夫です。
しかし、そのヨークサックの栄養がなくなれば話は別です。
体が小さく体力がまだない針子の時には、餌不足に陥ると餓死をしてしまう可能性が高いです。
当店では、針子の餌としては、針子用の粉餌も与えますが、タマミジンコも水槽に入れてあげています。
大きな粒のミジンコは針子は食べられないですが、それが産んだ細かいミジンコは針子も食べることができます。
これにより、私が餌をあげられない時間帯にもタマミジンコを少しずつ食べて栄養を補給していってくれます。
針子の時期には特に生き餌を併用してあげていくのがおすすめです。
生き餌の代表例としては、ミジンコの他にゾウリムシやブラインシュリンプがあります。

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ゾウリムシはミジンコよりも細かくて針子は食べやすい餌です。
ブラインシュリンプも細かくて針子もよく食べるのですが、わかすのが少し手間なのが難点です。
しかし、その手間に見合うほど栄養価は高いので、成長を考えるとブラインシュリンプも魅力的です!
粉餌と生き餌の二刀流で針子を成長させていってあげてください。



タッパーなどで孵化をさせる人も多いため、そのまま小さい容器で飼い続ける人も多くいます。
しかし、これが問題で狭い容器で飼育をしていると、メダカはなかなか大きくなりません。
メダカは自分のいる水槽が狭いと成長が抑制されます。
逆に広い容器で伸び伸び育てると成長スピードがアップします。
水の劣化も小さい容器は早いことから、針子のうちからでもなるべく大きな容器で飼育をしていくことが望ましいです。
やはり針子と言えども、小さな容器でも10ℓくらいの水量はあるのが理想です。

メダカの稚魚の育て方|孵化後1週間が重要!稚魚が死んでしまうのを防ぐ管理方法

冬の室内繁殖でのよくある失敗例

冬の室内繁殖で失敗しがちな点も確認しておきましょう!
よくある失敗を知っておくことで、事前にミスを防ぐことができますね。
よくある失敗としては

・メダカが卵を産まない→温度、照明時間の不足
・卵がカビてしまう→水温の低下、水質が悪い
・稚魚が育たない→室内飼育ではしっかり餌を与えていくのが重要!水槽サイズも再確認

こういった点がよくある失敗として挙げられます。
それぞれ解説をしていきます!

メダカが卵を産まない→水温、照明時間の不足

一番多い失敗としては、水温や照明時間の不足です。
ヒーターを使っていてもうまく水温が上がっていなかったり、照明時間が短すぎてしまったりして、うまくメダカの産卵スイッチが入っていないことが原因です。
ヒーターを使用する際には、必ず水温計を設置して、目標としている水温まで上昇しているか確認をしましょう。
また、照明の時間は14時間にセットをするのがおすすめです。
12時間~13時間だと産卵スイッチが入ってくれない個体もいるので、より確実に産卵スイッチが入ってくれる14時間に設定しましょう。
タイマーで照明のONOFFは管理をして、毎日の照明の時間にブレがないようにしましょう。

もうひとつメダカが産卵をしてくれない理由として、産卵スイッチが入るのに10日~14日くらいかかるということです。
産卵条件通りにセットができていたとしても、今まで寒いところにいたメダカはすぐに産卵スイッチが入ってくれるわけではありません。
加温水槽にメダカを導入してからだいたい10日以上はかかってくるものと思っていただくといいでしょう。
まずは慌てずにじっくりと待つことも大切です!

卵がカビてしまう→水温の低下、水質が悪い

無精卵はしばらくするとカビてしまうのは当然ですが、有精卵でも環境が悪いとカビてしまってダメになることがあります。
有精卵がカビていってしまう理由で多いのは、水温が低いことと水質が悪いことです。
冬場では、メダカの卵を孵化する時も温かい水で卵を管理しておく必要があります。
寒いと卵が死んでしまい、次第にカビていってしまいます。

また、卵を管理している水質が悪い時もカビてしまうことがあります。
卵を管理する水は清潔な水道水を使用するのが良いでしょう。
産卵したての時は、カルキを抜かない水道水で管理していただいて大丈夫です。
孵化が近付いたらカルキを抜いた水で管理をするようにしましょう。

メダカの卵の正しい管理方法は?カビ対策・孵化までの育て方を初心者向けに解説!

稚魚が育たない→しっかり餌を与える、水槽サイズも再確認

稚魚がうまく育っていかない原因には、餌をうまく摂れていない、水槽サイズが小さすぎることがあります。
生まれたての時には、一度にたくさんの餌を食べることはできません。
そのため可能であれば細かく餌をあげていくと、成長が良くなります。
しかし、お仕事や学校などで日中に餌をあげることは難しいですよね。
そんな時に、ミジンコやゾウリムシ、ブラインシュリンプといった生餌を併用して与えることで、メダカが食べたい時に食べられる環境にすることができます。
こうして餌を細かく食べられると成長スピード、稚魚の生存率もアップします。

稚魚が成長をしない原因として、他には水槽のサイズもあります。
メダカは水槽のサイズに合わせて成長スピードが変わります。
狭い環境では成長スピードは遅く、広い環境では成長スピードは早くなります。
室内飼育だとあまり大きな水槽が使えずに小さい容器で飼育をする方も多いのですが、これによって成長が抑制されている可能性もあります。
可能であれば稚魚であっても10ℓ以上の水槽を用意してあげると成長スピードが変わってきますよ。

メダカの稚魚の育て方|孵化後1週間が重要!稚魚が死んでしまうのを防ぐ管理方法

メダカの稚魚の成長が遅い原因とは?大きくならない時の対処法まとめ

冬も繁殖してメダカ飼育を楽しもう!

冬であっても、飼育環境を整えてあげれば、メダカの繁殖は楽しむことができます。
水温や照明の時間をコントロールしてあげれば、メダカは冬でも卵を産んでくれます。
よくある失敗例を参考にしていただき、しっかりと環境を準備していただき、冬もメダカの繁殖にチャレンジしてみてください!

こちらの記事ではある程度網羅的に解説をしていきましたが、不安な部分がもしありましたら、メダカ屋えんの公式LINEからお気軽にご相談くださいね!

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