メダカが底でじっとして動かないけど大丈夫?考えられる原因と対処法
「お迎えしたメダカが底の方でじっとしていて動かない」「もしかして弱っている?」
そんな不安を感じている方がいらっしゃると思います。
結論から言うと、底にいる=メダカが弱っているということでは必ずしもありません。
ただし、環境トラブルや病気が原因となる場合もあるため、どんな状態で底にいるのかを見極めることが大切になります。
この記事では、
・メダカが底にいる時に考えられる主な原因
・危険な状態と大丈夫な状態の見極め方
・今すぐできる対処法
をメダカ屋の経験をもとに分かりやすく解説していきます!
メダカがそこでじっとしている時に考えられる原因
メダカが底でじっとしている時に考えられる原因には、季節の要因や水温、環境の変化、ストレスなど様々なものが考えられます。
その原因によっては、特に気にしなくても問題のないもの、すぐに対処が必要なものと分かれていきます。
まずは、その原因を探っていただき、様子見でいいのか、何かしらの対処が必要なのかを見極めてください。
水温が低い(冬や寒い日の冷え込み)
メダカは水温=体温の変温動物です。
そのため、水温が低くなる時期には体温もぐっと下がり、メダカの活性は落ちていきます。
そうなると、メダカは底の方でじっとしてほとんど動かなくなります。
底の方でじっとしている状態が続くのは、水温が原因のことが多いです。
水温が原因で底にいる状態の場合には、水温がまた高くなれば水面付近を泳ぐようになってくるので、暖かくなるのを待ちましょう!
冬や秋、春の寒い時期にはメダカは底の方の水温が少しでも高い方でじっとしています。
この時には、メダカは全員で底の方にいることが多く、1匹だけ底にいるというようなことは起きにくいです。
だいたい水温が10℃を下回ってくると、底に沈みっぱなしになることが多いです。
こういう状態が続いているようであれば、無理にメダカには餌をあげないようにしましょう。
水温はメダカの活動の仕方に大きな変化を与える要因のため、なるべく水温は把握をしておけるように水温計もあると良いと思います。
屋外飼育のメダカの越冬方法について解説した記事がありますので、寒い冬の乗り越え方についてや餌やりについては以下の記事を参考にしてください。
お迎え直後、水換え直後のストレス
メダカは水質が変化すると一時的に活動が鈍くなることがあります。
その一つとして、底でじっとして動かない場合があります。
この時は水槽のメダカ全体が底にいることの方が多いです。
水槽に新しくお迎えした直後や水換え直後はこのようなことが起きやすいです。
特にお迎えをした後は起きやすく、長いと数日水に慣れるまでに時間がかかる場合があります。
お迎え時には、新しい環境に慣れたり、輸送のストレスがかかっていたりして、メダカも疲れているため、お迎えしてすぐには餌をあげない方がいいと言われています。
こういった水質の変化によることが原因の場合は、メダカが新しい環境に慣れるまで待ってあげればいいので、特に対処が必要になることはありません。
しばらくメダカをゆっくり落ち着かせてあげましょう。
水質悪化(アンモニア・亜硝酸)
水換えのタイミングが遅い場合に発生しやすいのが、水質悪化によるものです。
水換えが遅れてしまうと、水槽内にアンモニアや亜硝酸が溜まりすぎてメダカが体調を崩す、もしくは一気に死んでいってしまいます。
水質悪化は暑い時期の方が起きやすいので、特に夏には注意が必要になります。
暑い時期には、メダカは基本的には水面付近に上がってきて、餌を探しまわってスイスイと泳いでいることが多いです。
しかし、水質悪化をしてくると、メダカの泳ぎは緩慢になり、どことなくフラフラとした様子になります。
また、水槽内の一部分に集中して団子のようになっていることもあります。
こうした場合にはアンモニア中毒になっている可能性があるので、いますぐに水換えをする必要があります。
発見タイミングによっては、複数匹が死に始めているかもしれません。
明日水換えをしようと思っていると、翌日には全滅している可能性が高いです。
見つけ次第すぐに水換えをしてくださいね!
アンモニア中毒が原因の場合には、水換えはためらわずに全換水をしていきます。
アンモニア中毒で今すぐに死んでしまっていなくても、弱ってしまっていたり、病気になってしまっている可能性もあるので、まずはメダカの様子をよく観察するようにしてくださいね。
弱っているかどうかのサインについては、以下の記事を参考にしてください。
病気・体調不良
病気や体調不良を起こしてしまっている場合にも、底の方で動かないことがあります。
この場合には、症状が出ている特定の一匹だけが群れから離れて動きが悪くなっていることもあります。
水槽内全体に病気が蔓延している場合には、水槽内のメダカの動きが悪くなっていきます。
この場合には、メダカはあまり餌を食べなくなっていることが多いでしょう。
横からメダカを観察した時に、メダカがヒレを閉じてしまっていることが多いです。

横から観察をしてみると分かりやすいので、水槽のメダカに異常を感じた場合には、透明な容器に掬ってみて、メダカの様子を観察してみてください。
ヒレを閉じてしまっていたり、ヒレが白く濁っていたり、ヒレが裂けてしまっていたり、様々な異常が確認できるかもしれません。
病気のメダカを確認したら、すぐに治療に取り掛かりましょう。
メダカは小さな生き物なので、治療が遅くなるとそれだけ助かる確率が下がっていきます。
なるべく早めに病気には対処していきましょう。
メダカの病気の種類についてまとめた記事がありますので、対処方含めて確認してみてください。
【完全版】メダカの病気一覧と治し方!画像で病気の種類を確認してみよう
メダカの治療にすぐに専念するために、メダカに使える治療薬は常備しておくと、もしもの時に慌てなくて済みますので、事前に準備をしておきましょう。
以下の二つのお薬を持っていれば、様々な病気に対処ができます。
一匹だけ底にいる場合
今まであげた内容の多くは、水槽内のメダカ全体が底に沈んでいることが多いです。
しかし、それ以外にも喧嘩、いじめのストレスが原因や体が曲がってしまっているなどの原因で、群れの中から1匹だけ底にいるようなこともあります。
喧嘩やいじめのストレスの場合には、いじめている側といじめられている側を別の水槽に分けることも必要なことがあります。
体が曲がってしまっている子に関しては、餌がうまく取れない場合があるので、餌を食べられるように隔離をしたり、餌を水槽全体に撒くようにしてあげて餌を食べられるようにしてあげましょう。
1匹だけメダカが底にいることについて解説した記事もありますので、詳しくはそちらの記事を参考にしてください。
危険なサインと大丈夫なサイン
メダカの状況別で、底にいる原因について解説をしてきました。
では、メダカが底にいて危険な時と大丈夫な時との見極め方を解説していきます。
まずは、危険な場合ですが…
メダカの泳ぎ方に異常を感じる場合(くるくる回ったり、フラフラしたり、一か所に極端に集まったり、一匹だけ離れていたりする)やメダカが死に始めている場合には、何かしらの異常が発生している場合があります。
まずは、メダカを横から観察してみて病気や体調不良が発生していないか確認しましょう。
病気や体調不良を発見した場合にはすぐに治療を開始しましょう。
水質悪化の場合には、すぐに水換えをしましょう。
水質悪化は目では分からない部分なので、水質悪化が原因か判断がつかない時には、水質検査紙を使いましょう。
続いて、対処が不要の場合は、水温の低下や環境の変化が原因の場合です。
水温が原因の場合には暖かくなった頃には、またメダカが水面に顔を出してくれるようになりますので、暖かくなる時までゆっくりと待ってあげましょう。
水換えやお迎え直後の場合には、数時間~数日すれば徐々に環境に慣れてくれるので、しばらく様子見をしましょう。
人影がなくなれば水面に上がってくることもあるので、メダカを覗く際にはこっそり覗いてあげるのもいいでしょう。
餌を撒いても人がいると食べないこともあるので、餌をあげたら少し離れたところで見守ってあげます。
次第に環境に慣れると思いますので、あとはメダカにお任せしましょう。
ただし、あまりにも餌を食べない場合には痩せていってしまう可能性もあるので、その場合は粉餌だけでなくミジンコなどの生餌を補給してあげるのもいいかもしれません。
今すぐできる対処法
メダカが底に沈んだままになっている時の対処方法としては、
・水温チェック(低くないか)
・水質チェック(試験紙を使用しましょう)
・水質が悪ければすぐに水換え
・過密飼育になっているのであれば、メダカの匹数を減らす(1匹あたり1~2ℓ以上用意しましょう)
・病気、体調不良が出ていないかチェックする
・症状が出ているのであればすぐに治療をする
・いじめや喧嘩がある場合には、水槽を分ける
なぜメダカが底に沈んでいるのか原因を探った後に、このような対処をしていってください。
底にいる原因を知り対処をしていきましょう