メダカが卵を産まない原因7選 今すぐできる対策とチェックポイント
「メダカが卵を産まない…何か間違ってるのかな?」そんな不安はありませんか?
メダカが卵を産まない理由には原因がいくつかあります。
そのポイントを抑えて改善してあげると、メダカが卵を産んだくれるようになる可能性があります。
この記事では、メダカが卵を産まない主要な原因とその対策をまとめています。
初心者の方でもチェックしやすいようにまとめていますので、参考にしてくださいね!
メダカの産卵条件
メダカの産卵条件には、水温が20℃以上、日照時間(室内飼育の場合には照明時間)が12時間以上が必要です。
ただし、これは下限の値であり、安定的に産卵をし始めるのは水温が25℃〜、日照時間が13時間以上となります。
水温が低かったり、日照時間が短いとうまく産卵しない場合があるので、その場合は水温が高くなったり、日照時間が伸びるまで待ちましょう。
自然日照下だと4月〜9月上旬頃まで産卵します。
安定して産卵ができるのはだいたいゴールデンウィーク前くらいの時期になることが多いです。
あとは、成熟したオスとメスがいることが必要です。
産卵を開始する目安のメダカのサイズは、2.5㎝〜です。
これより小さいサイズの時に産卵する個体もまれにいます。
若い個体、体の大きな個体の方が産卵しやすく、前年にたくさん卵を産んだような個体は産卵数が少なくなります。
【原因別】メダカが卵を産まない理由
ここからは、メダカが卵を産まない原因別に解説をしていきます。
卵を産まない時にチェックリストとして活用していただければと思います。
メダカが卵を産まない時に考えられる原因としては…
・水温が低い
・日照時間(照明時間)が短い
・栄養不足、痩せている
・まだサイズが小さい
・オスメスが揃っていない、相性が悪い
・環境ストレス(狭い、水質が悪い)
・体調不良や病気
それぞれ解説をしていきますね!
水温が低い
メダカの産卵条件としては、20℃以上あれば卵を産み始めます。
しかし、実際は20℃だと少し低くて、理想の水温としては25℃26℃くらいの水温の方が安定的に卵を産んでくれるようになります。
そのため、水温がまだ低い3月や4月の上旬などでは、まだメダカが産卵をしてくれない可能性もあります。
屋外での産卵ではゴールデンウィーク前くらいから安定して産卵をしてくれるくらいの水温になることが多いです。
室内での繁殖の場合では、水温が低くなってしまっているようであれば、水槽用のヒーターで水温を上昇させてあげれば産卵を開始してくれるかもしれません。
日照(照明)時間が短い
メダカは日照時間が12時間を超えてくると産卵スイッチが徐々に入り始めていきますが、これも水温同様にギリギリのラインだとうまく産卵スイッチが入らない可能性があります。
自然日照下だと、早い個体だと3月くらいから産卵を始める子が出始めます。
ただ、安定的に産卵を始めるのは4月に入ってからになるでしょう。
室内飼育の場合だと繁殖を狙っていく水槽だと14時間を目安に照明を当てると良いです。
12時間~13時間だとぎりぎり産卵スイッチが入るかどうかのラインになってしまうので、確実に産卵スイッチが入る14時間に設定をすると良いでしょう。
当店でも室内繁殖の場合には、14時間で設定をしています。
栄養不足、痩せている
親メダカが痩せてしまっていると、卵を産んでくれません。
自分が痩せてふらふらになってしまっているのに、体力が必要な産卵行為はできません。
まずは、親メダカにはしっかりと餌を食べてもらって、産卵に向けて体力作りをしてもらいましょう。
親メダカは通常の育成のメダカよりもしっかりと餌を与えていく(飽和給餌)ことで、産卵数がアップしていきます。
まだサイズが小さい
メダカが産卵を始めるサイズの目安としては体長が約2.5cmくらいになった頃です。
それくらいから産卵を始めてくれます。
小さい子ほど産卵数は少なく、体が大きいほど産卵数は多くなります。
稀に、2cmくらいのごく小さいサイズの子でも産卵を始めることもあります。
これは例外的なことなので、ある程度のサイズまでメダカが成長をしていないと産卵をしてくれないので、まずはメダカのサイズアップをしていきましょう。
オスメスが揃っていない、相性が悪い
意外にもあるのが、オスメスが揃っていないという初歩的なミス…。
メダカが小さいうちに選別をしていたり、ヒレ長でオスメスの判別がしにくかったりと、見分けがつきにくくて間違えているパターンがあります。
繁殖条件が揃っているにも関わらず卵を産んでくれない場合には、念のため確認をしておくと良いでしょう。
また、オスメスが揃っていても相性が悪いパターンも卵を産んでくれません。
よく観察をしていると、オスがメスを攻撃してしまっていたり、オスがメスを追っかけているにも関わらずメスがくるっと逃げてしまっていたり、相性によっては産卵もしてくれない場合があります。
この場合には、新しくメダカを追加して、相性が良くなるように色々なペア組をしてみるしかありません。
環境ストレス(狭い、水質が悪い)
環境が悪い場合にもメダカは卵を産みません。
具体的には、水槽が狭かったり、水質が悪かったりすると産卵をしてくれないです。
個人的な感覚としては、広くてゆったりとした水槽の方が卵産んでくれやすい傾向にあると思います。
水槽が広いとうまくペア組みができないのではないかと思われる方もいると思いますが、メダカは群れを作って生活をする生き物なので、他のメダカと一緒に泳いでることの方が多いので、広いことでペア組みがうまくいかないことはあまりないと思います。
水質が悪い場合には、メダカは体調を崩していってしまいます。
体調を崩してしまっている状態では、自分が生き残るのに必死で産卵どころではなくなってしまいます。
まずは水質を良くするために、水換えをしっかりとしてあげましょう。
体調不良や病気
ヒレが閉じてしまっていたり、病気の症状が出ているメダカは産卵をしてくれません。
病気になってしまったメダカは、餌もあまり食べなくなってくるので、異常に気付きやすいかもしれませn。
メダカの病気の発見方法については、以下の記事を参考にしてください。
今日からできる対策まとめ
ここでは、産卵しない時に今日からできる対策をまとめていきます。
・水温は25℃くらいまで上げる
水温はある程度高くなってくれた方がメダカの活性が上がるので、餌をよく食べて栄養をつけてくれやすくなります。
水温が25℃くらいまであった方が産卵スイッチが入りやすいです。
・照明時間は14時間にする
室内での繁殖をする場合には、照明時間は14時間に設定をした方が良いです。照明時間12時間から早い個体は産卵スイッチが入ることもありますが、不安定で入らない個体の方が多いです。
しっかりと産卵スイッチが入ってくれる目安が14時間です。
毎日一定の照明時間にするために、タイマーで照明を管理することも大切です。
当店では、タイマーは以下の商品を使っています。
・栄養のある餌に変える
産卵をするには体力が必要になります。
その体力を作るためには、栄養のある餌をしっかりと与えていく必要があります。
高たんぱく、高脂質な餌でしっかりとした体格のメダカを育てていくようにしましょう。
高たんぱくとは50%以上、高脂質は10%以上が目安です。
餌のパッケージに記載されていますので参考にしてください。
当店では、リッチという餌を使っていて、たんぱく質は54%以上、脂質は10%以上となっています。
・オスメスを確認
先にも説明を入れましたが、意外にも多いのがオスメスが揃っていなくて産卵をしないことです。
なので、まずはオスメスがしっかりと揃っているか確認をしましょう。
・産卵床だけでなく、底に落ちていないか確認をしてみる
産卵床に卵がついていなくても、実は底に生み落としてしまっていて卵を発見できていなかっただけということもあります。
底を網ですくってみたり、スポイトで底を吸ってみると意外と卵が落ちていることがあります。
朝早くや気付かない時間帯に産卵をしていることがありますので、探してみるのはおすすめします。
・水換え頻度の見直し
水質が悪くなっている時も産卵をしてくれないので、水換えをして水が綺麗になってくると産卵を開始してくれることがあります。
少し早めの水換えをしていってみて、水質が綺麗になると産卵を開始するパターンもあります。
適度な水換えをして産卵のための刺激をしてあげましょう。
メダカが卵を産まない時のよくある質問
ある程度網羅的に産卵をしない原因と対策についてまとめてきました。
ここでは、よくある質問もまとめていきます。
Q、何日で卵を産みますか?
Q、ヒーターなしでも卵を産みますか?
Q、メスだけでも卵を産みますか?
Q、室内でも自然光だけで卵を産みますか?
Q、卵をメダカが食べてしまいますがどうしたらいいですか?
Q、何日で卵を産みますか?
環境が整ってくれたら、早い個体で数日~10日くらいで産卵を始めます。
しかし、冬場に産卵スイッチが入っていない状態から産卵スイッチを入れる場合には、だいたい10日~14日くらいで産卵を始めます。
産卵の条件を整えてあげてからしばらく時間がかかりますので、まずは良い環境にしてあげてからゆっくり待ってあげましょう。
Q、ヒーターなしでも卵を産みますか?
これは水温が低い時期になりますが、ヒーターなしでも照明時間をクリアしていると産卵をする場合もあります。
しかし、水温が低いと卵は孵化前にカビてダメになってしまいます。
やはり積極的に産卵を狙っていく場合には、ヒーターは必要になります。
Q、メスだけでも卵を産みますか?
メダカはメスだけでも産卵する場合があります。
しかし、メスだけで産卵をする場合には全て無精卵になるため、そこから孵化してくることはありません。
メダカは産卵をする時には、オスがメスの体をヒレで包み込んで刺激をすることで産卵をします。
メスだけで飼育をしていても、何かしらの刺激がメスに伝わって、メスだけで産卵をすることがあるという訳です。
Q、室内でも自然光だけで卵を産みますか?
日当たり次第ですが、室内飼育でも自然光だけで産卵することがあります。
ただ、安定的に産卵をさせていきたいのであれば、照明でしっかりと光が当たる時間をコントロールした方が良いでしょう。
Q、卵をメダカが食べてしまいますがどうしたらいいですか?
メダカは自分で産卵した卵も稚魚も口に入るようであれば食べてしまいます。
そのため、繁殖をしていこうとすると親メダカとは水槽を分けてあげる必要があります。
メダカの産卵は明け方の早い時間帯にしていることが多いです。
産卵した卵をしばらくぶら下げていて、その後産卵床や水草などに産み付けていきます。
だいたいお昼ぐらいまでには卵を産み付けていることが多いので、そのくらいの時間帯に産卵床を確認してみると、メダカが卵を食べてしまう前に回収ができるでしょう。
なお、産み付ける前の卵をメダカから直接回収するのは、メダカを傷つけてしまう可能性があるので、あまりおすすめしません。
環境を整えてあげればしっかり産卵してくれる!
メダカの産卵条件をしっかりとクリアしていくと、基本は卵を産んでくれるようになります。
まずは、よくある卵を産まない理由をチェックしていっていただき、一つずつ原因をつぶしていきましょう。
産卵を狙っていくと早く産んでほしくてそわそわしてしまうこともあると思いますが、まずはメダカにとって心地良い環境を整えてあげて、じっくりと待ってあげることも大切です。
この記事をもとに、みなさまのメダカが卵を無事に産んでくれることを願います!
以下のブログ記事も参考にしてみてください!
冬でもメダカは繁殖できる?室内で卵を産ませる条件と成功のコツを解説!