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メダカ飼育は1匹でも大丈夫?何匹から飼えるのか初心者向けに解説します!

「メダカを飼う時はどれくらいの匹数がいた方がいいの?」 「1匹だけで飼うのはかわいそう?」とお店をやっていると聞かれることが多いです。結論から言うと、メダカを1匹だけで飼育していただいても大丈夫です!ただ、匹数によってメリットやデメリットがあります。飼育環境や目的に合わせて、無理のない数から飼育を始めるのが失敗しないコツです。この記事では・メダカは何匹から飼えるのか・少数飼育のメリットとデメリット・初心者におすすめの匹数を分かりやすく解説します!!

メダカの特性について

メダカをどれくらいの匹数で飼育をすればいいのかの話の前に、まずはメダカの特性についてお話しします。
メダカは自然界では、食べられてしまう側の小さな生き物です。
そのため、基本的には自然界では群れで生活をして、害敵から狙われにくくしています。
1匹でいるよりも群れでいる方が的が絞られにくくなったり、水の抵抗が下がるので泳ぎやすくなったり、餌を見つけやすかったりと、群れでの生活の方が生き残る確率が高くなるそうです。

こうやってメダカは自然界で生き延びていっているので、群れで生活をさせてあげる方が落ち着きやすくなります。

メダカを1匹だけで飼育をするメリット

群れで生活をしているメダカを、1匹で飼育をしていくメリットはどんなことがあるかというと…
・管理が楽(水が汚れにくい)
・病気の発見が早い
・喧嘩によるストレスがない

こういったことが挙げられます。
それぞれ解説をしていきます。

管理が楽(水が汚れにくい)

メダカの匹数が少ない場合には、食べる餌の量も糞も全体数として少なくなります。
そのため、当然ですが水は汚れにくくなります。
こまめな水換えが難しい方には、広めの容器で少ない匹数で飼育をしていくと、水が汚れるスピードが緩やかになりますので水換えの頻度を下げることができます。

病気の発見が早くなる

メダカをたくさん泳がせていると1匹だけ病気が出ていたとしても、匹数が多くて病気に気付きにくいことがあります。
一方、1匹だけの飼育であれば、観察対象は1匹だけなので、異変にも気付きやすくなると思います。
少ない匹数で管理をしていくと、細やかな管理ができるのはメリットです。
メダカの病気の種類については、まとめた記事がありますのでそちらを参考にしてください!

【完全版】メダカの病気一覧と治し方!画像で病気の種類を確認してみよう

喧嘩によるストレスがない

メダカは小さい生き物ではありますが、意外にも縄張り争いの喧嘩が多いです。
そのため、中には他のメダカを追い払ってしまうような子も出てきてしまうことがあります。
喧嘩に負けてしまった個体は、段々餌にありつけなくなっていき、次第に痩せてしまいます。
そういったメダカ同士の喧嘩によるストレスがないのは1匹のみでの飼育の場合のメリットとなります。

メダカの喧嘩の様子を撮影できた動画がありますので見てみてください。
メダカの喧嘩について解説をしています。

メダカを1匹だけで飼育をするデメリット

さて、ここからは1匹のみで飼育をしていくデメリットも解説をしていきます。
メダカを1匹で飼育していくデメリットは
・メダカの活性が下がる(餌をあまりたくさん食べなくなる)
・メスが過抱卵になることがある
・繁殖ができない
といったことが挙げられます。

メダカの活性が下がる(餌をあまりたくさん食べなくなる)

メダカは群れで生活をする生き物で、たくさんのメダカと過ごしている時はなんとなく気が強いというか、警戒心が多少薄れているような気がします。
水面付近を泳ぎ回り、餌を探し回っているような動きを常にしています。
しかし、1匹だけになるとじっとしていることが多く、水面付近よりは底の方でじっとしていることの方が多くなります。
また、餌への反応スピードも違ってきて、群れでいる時の方はすぐに反応して勢いよく食べてくれます。
1匹のみの場合には、すぐに寄ってくるよりも、のんびり水面に来てゆっくり餌を食べることが多く、量もそんなに食べない子が多いです。
そのため、1匹でいる時の方がのんびりゆったりしていることが多くて、スイスイメダカに泳ぎ回っていてほしい方には向かない飼育スタイルと言えます。

メスが過抱卵になることがある

過抱卵(卵詰まりとも言います)は、卵がうまく排出されずに詰まってしまい、お腹がパンパンになってしまう疾患です。
卵が詰まることが原因のため、メスが発症することになります。
雌雄が揃っていて定期的に産卵ができている子であれば過抱卵にはなりにくいのですが、1匹での飼育であればそうはいきませんね。
過抱卵になってしまった個体の治療は難しく、なかなか完治してくれないです。
なので1匹で飼育をする場合には、メスよりもオスの方が向いていると言えますね!

繁殖ができない

1匹で飼育をしていたら当然ですが、繁殖はできません。
メダカは一般のご家庭でも繁殖がしやすいお魚なので、多くの方は繁殖をして楽しんでいます。
自分のお家でメダカが卵を産んでくれて、それが孵化した時の喜びはたまりません!
一方で、調子が良いと毎日産卵をしてくれるので、メダカを増やしすぎたくない方には、デメリットというよりもメリットかもしれません。
自分のやりたい飼育スタイルにどちらが合っているかが大切ですね!

初心者におすすめのメダカの匹数

それでは、ここからは初心者の方におすすめのメダカの匹数について解説をしていきます。
匹数は3~5匹程度、水量は7~10ℓくらいの水槽で飼育をすると飼育がしやすいです。
1匹だけよりも複数匹いる方が、餌への反応も良くなるのでおすすめです!
あまり小さい水槽での飼育は、水質が悪くなりやすいので飼育が難しくなってしまうので注意が必要です。

メダカの餌やりと水換え、水槽の選び方の間違い5選|初心者がやりがちな失敗と正しいやり方を解説

たくさんメダカを飼いすぎるとどうなる?

逆にメダカをたくさん水槽内に入れすぎてしまう注意点も解説しておきます!
たくさんのメダカを入れすぎてしまうと起こることとしては
・水質悪化が早くなる
・病気が広がりやすい
・酸欠になってしまう可能性がある
こういったことがあります。
同じ水量であれば、飼育密度が高い方が水が汚れるスピードが早くなりますので、水換えもしっかりしていかないと水質悪化でメダカが弱ってしまいます。
さらに、水質悪化から病気を発症した場合には水槽内のメダカに一気に病気が広がる危険性があります。
適切な水換えや餌やりをやっていかないと、水槽内の環境が一気に悪化する危険性がありますので、メダカの飼育を始めたての時には、たくさんのメダカを飼育しないのがおすすめです。

あとは、夏場はメダカの活性が高くなりたくさん泳ぎ回るので、酸素消費が少なくなります。
また、水温が上がると水の中に酸素が溶け込みにくくなります。
そのため、夏場に狭い所にメダカを詰め込みすぎてしまうと酸欠になってしまう危険があります。

メダカを少なめにしておき、飼育密度を低めで飼育をしていくことが失敗しにくいコツになりますので、慣れない内は、少なめの匹数のメダカで飼育を始めていきましょう!

無理のない匹数でメダカの飼育を始めよう

1匹からメダカの飼育は可能ですが、やはり複数匹、できれば3匹以上いた方がメダカの活性も高くなり、元気に泳ぎ回ってくれるようになります。
まずは、あまりたくさんの匹数を入れない状態での飼育に慣れていただいてから、徐々にメダカの数を増やしていくと上手に飼えると思います。
少数のメダカだからといって、小さすぎる水槽だと、管理も難しくなってしまうので、水槽サイズには注意をしてくださいね。
初心者の方におすすめのメダカを紹介している記事もありますので、ぜひ参考にメダカを選んでいってください。

初心者におすすめのメダカ7選|失敗しない選び方と育て方のコツ