メダカが餌を食べない原因とその対処法!
「メダカが餌を食べてくれない…」「元気そうなのに口を動かさないのは大丈夫?」
こんな不安を感じたことはありませんか?
メダカが餌を食べない原因は、体調不良だけでなく、水温や水質、環境の変化など様々です。
この記事では、
・メダカが餌を食べない主な原因
・状況別の対処法
を初心者の方にも分かりやすく解説をしていきます!
メダカが餌を食べない主な原因
メダカが餌を食べない時には、メダカのまわりの環境に変化が起きています。
例えば、水温の低下、上昇、水質悪化、今までとガラッと環境が変わった、病気になってしまった…などなどです。
原因が分かればそれに対処をしていくこともできますので、まずはどんなことが原因でメダカが餌を食べなくなるのか確認していきましょう!
水温が低すぎる、高すぎる
メダカは変温動物のため、体温=水温となります。
そのため、水温からメダカは影響を受けやすいです。
主には水温が低下してくる秋、冬は餌をあまり食べなくなっていきます。
水温が10℃を下回ってくると、メダカの活性がグッと落ちていき、メダカは水槽の底でじっとしてほとんど動かなくなります。
この状態になると、餌は食べなくなってしまいますので、餌はあげないようにしてください。
逆に、水温が高い春や夏はメダカは餌をたくさん食べるようになります。
ただ、最近は夏がものすごく暑くなってしまったため、猛暑の時には水槽内の水も高くなります。
水温が32℃くらいを超えてくるようだと、メダカの食欲が落ちていきます。
暑すぎて食欲が落ちる気持ちも分かりますよね。
このように水温は低すぎても高すぎてもメダカが餌を食べなくなるので、水温管理はとても重要と言えます。
水質が悪化している
メダカにとって水は、お家です。
このお家である水が汚れている状態が続いていると、メダカも中々ご飯を食べる気になりません。
ゴミでいっぱいのお部屋でご飯を食べるところを想像してみてください。
嫌ですよねぇ?
もちろん気分の問題だけでなく、メダカが病気になってしまう危険性もあります。
しばらく餌を元気に食べてくれていたのに、今日は餌を食べてくれない…というような状態であれば、水質の悪化という可能性を疑っても良いでしょう。
環境の変化によるストレス
メダカも様々なことでストレスを感じます。
例えば、お店からメダカをお迎えしたばかりの時は、輸送時にストレスを感じています。
メダカを連れて帰る時には、ビニールの袋に入れられたり、ボトルに入れられたりしますよね。
移動中に水が揺れるので、こういった振動も少なからずメダカにとってストレスになっています。
他には、容器の色を変えた時もストレスで餌を食べなくなった時がありました。
黒い容器で飼育を続けていたメダカを、白い容器に移動をさせたら、怯えるようになって、餌を食べなくなってしまったことがありました。
これは、暗い色の容器から明るい色の容器に急に変わって、びっくりしたのかなと思いました。
元の黒の容器に戻してあげたら餌を食べるようになってくれたので、容器の色を変えて餌を食べなくなった場合は、元の容器に戻してあげる必要もあるかもしれません。
餌の種類が変わった、粒が大きすぎる
メダカにとっても美味しい(美味しそうな)餌というのがあると思います。
餌を普段と違うものをあげた時に、急に餌を食べなくなることがあるからです。
(良い餌であれば、逆によく食べるようになることもあります。)
メダカにとっても、ご飯はなんでもいいという訳でもなく、食べたい魅力的な餌というのがあるんだと感じます。
お店から購入した子の場合は、そのお店で使っている餌を使うと、餌の変化で食べないということも起きないので、不安な方はお店で使われているのと同じ餌を使うのはありだと思います。
他には、餌の粒があっていない可能性です。
メダカは小さい生き物なので、口もそれに合わせて小さいです。
そのため、体の小さい子に粒が大きめの餌をあげてしまうと食べられない可能性があります。
餌を選ぶ際には、粒の大きさには注意をしましょう。
粒の大きさの選び方としては、その水槽内のメダカの内、一番サイズの小さい子が食べられる粒の大きさの餌をあげるようにしましょう。
病気になってしまっている
メダカが体調を崩している、病気になってしまっている時も餌を食べなくなります。
人間も熱を出したり風邪を引いたりすると、食欲が落ちますよね。
メダカが弱っている時のサインについては記事を書いていますので、そちらを参考にしていただき、病気かどうか見極めてあげてください。
メダカが病気になっている時は、餌を食べるスピードもゆっくりになり、ポツポツと食べるようになります。
そのままだと、段々と餌を食べられなくなっていき、痩せていってしまいます。
まずは病気の治療からしてあげてください。
なお、治療の際に餌を食べるようであれば、少しずつ餌をあげていくと、体力が落ちないようにできます。
加齢(老化)による食欲不振
若い時には、ぱくぱくと勢いよく餌を食べに来ていたのに、段々と餌への反応が薄くなってきたなと、メダカが歳をとってくると感じるようになるかもしれません。
これは、老化によるもので、歳をとったメダカだと仕方がない部分があります。
メダカの平均寿命は約2~3年くらいです。
それくらいの歳になってきた場合には寿命が近付いているのかもしれません。
詳しくは、メダカの寿命に関する記事を参考にしてください。
メダカの平均寿命はどれくらい?長生きさせてあげるための5つのポイントも解説!
餌を食べない原因別の対処法
ここまで、メダカが餌を食べなくなる原因についてまとめていきました。
次は、その原因別の対処法についても解説をしていきます。
餌を食べられない状態が続いてしまうと、段々とメダカが痩せていき、最後は力尽きてしまいます。
なるべく早くその原因を取り除いてあげて、メダカが餌を食べられるようにしてあげましょう。
水温が原因の場合
メダカが餌を食べない原因が、水温の場合は、水温を適温にしてあげる必要があります。
ただし、冬に寒くて餌を食べない場合に、加温をして繁殖をさせる目的がある場合を除いては、無理に餌を食べるような環境に調節をしてあげる必要はないでしょう。
無理に水温を上げて餌を食べさせるのではなく、ゆっくりと寒さに耐えてもらって冬越しをしていく方が、結果的にメダカが元気に春を迎えられることが多いです。
少しずつでも冬場に餌を食べてもらいたいようであれば、室内飼育をして、少しでも暖かい部屋に入れてあげることで、水温が高くなるので餌を食べてくれるようになるでしょう。
ただそれでもたくさんは餌を食べるようにならないので、ぱくぱくと餌をしっかり食べてほしいようであれば、水槽用のヒーターを使用して加温してあげると良いでしょう。
夏場に高温によって餌を食べないようであれば、しっかりと遮光していただき、水温が上がりすぎないようにしてあげてください。
遮光には、すだれや遮光ネットなどを使用して日を遮ってあげてください。
容器の置き場所としては、コンクリートの上に直接置いていると輻射熱で容器がとても熱くなりやすいです。
他には、ラックなどで高い位置にあるような水槽も熱くなりやすいです。
上からの光だけでなく、横からも熱されることがありますので、側面も遮光していくことが大切です。
水温が上がりにくくするには、土の上に直置きすると土に暑さが奪われて、水温が上がりにくくなります。
遮光の方法や置き場所によって水温が上がりにくくできますので、色々と調節をしていってくださいね。
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水質が原因の場合
水は透明に透き通っていたとしても、本当に綺麗な水とは限りません。
見た目は綺麗でもメダカにとっては害のある水になっている可能性があります。
水質のチェックには、テトラの6in1という水質チェックの試験紙があります。
これで、見た目では分からない水質を可視化することができます。
水が悪くなっている状態で飼育を続けてしまうと、次第にメダカは体調を崩していってしまうので、水換えをしてあげる必要があります。
水換えの際には、底に溜まっている糞やゴミなども一緒に取り除いてあげましょう。
水を抜く時に、クリーナーポンプを使うとゴミと一緒に排水ができるのでとても便利です!
砂利を敷いている場合には、プロホースの方がおすすめです。
こちらは砂利を巻き上げながら排水するので、砂利の間に溜まったゴミの掃除もできます。
砂利を敷いている場合には、砂利の間の掃除をしっかりとしてあげないと、せっかく水換えをしていても、汚れが取り切れていない状態になってしまいますので気を付けてください。
水換えする量としては1/3~1/2が基本ですが、水がかなり傷んでいる(例えば水が茶色くなっている)場合には全換水をしていくこともあります。
綺麗な水を維持することはメダカを健康に育てるために非常に重要ですので、できれば餌を食べなくなってしまうような状態になる前に水換えをしていけると良いですね!
メダカの餌やりと水換え、水槽の選び方の間違い5選|初心者がやりがちな失敗と正しいやり方を解説
環境ストレスの場合
メダカは様々な要因からストレスを受けます。
よくあるのが、輸送時のストレスで、購入してからお家まで連れていく過程でも、水が揺れることで少なからずストレスを受けています。
お迎えしてすぐの場合には、その日には餌を与えずに、まずは新しい環境に慣れてもらってから餌を食べてもらうようにしましょう。
お迎えしてから翌日くらいから餌をあげるようにすると良いでしょう。
餌の粒のサイズがあっていない場合
メダカは口が小さい魚なので、その個体にとって餌のサイズがあっていないと食べることができません。
メダカの餌には、粒のサイズが異なるものが販売されています。針子(生まれたての子)用や成魚用と分けてあるのが一般的です。
中には若魚用というその中間サイズの粒の餌も販売されています。
その水槽内の一番小さな子が食べられるサイズの餌をあげるようにしましょう。
ただし、成魚サイズのメダカに針子用の細かい餌をあげるのは適していません。
餌が細かすぎると食べ残しが出やすく、水を汚す原因になりやすいので、メダカが大きくなってきたら、餌のサイズも大きくしていきましょう。
病気の可能性がある
病気の可能性がある場合には、そのメダカを治療していきましょう。
症状によって、病気の個体のみを治療していく場合と、水槽内のメダカすべてを治療していく場合とが対処が分かれます。
詳しくは以下のリンクから症状ごとの治療方法について確認してください。
【完全版】メダカの病気一覧と治し方!画像で病気の種類を確認してみよう
病気の治療中は、少しずつでも餌を食べるようであれば、餌をあげていくようにします。
もし、全く食べないようであれば、無理に餌を与えずに、まずは治療を優先していってください。
餌を食べない理由を知り、上手に対処できるようになりましょう!
メダカが餌を食べない原因の多くは、「水温・水質・ストレス」の場合が多いです。
まずは、メダカの状態を確認していただき、どんな変化がメダカに起きているか確認していきましょう。
その上でメダカの飼育環境を見直していき、メダカにとって心地よい環境にしていってあげましょう。
そうすれば、いずれまたメダカは元気に餌を食べてくれるようになると思います!
焦らずゆっくりと環境を整えていただき、メダカがびっくりしないように注意はしてくださいね。